平面いぬ。 乙一 著

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<あらすじ>
天才・乙一が描く、新世代ファンタジーホラー傑作集。
「わたしは腕にいぬを飼っている」ちょっとした気まぐれから、謎の中国人彫り師に彫ってもらった犬の刺青。「ポッキー」と名付けたその刺青がある日突然、動きだし・・・。肌に棲む犬と少女の不思議な共同生活を描く表題作他、その目を見た者を、石に変えてしまうという魔物の伝承を巡る怪異憚「石ノ目」など、天才・乙一のファンタジーホラー四編を収録する傑作短編集。

<感想>
短編が四つ。
刺青が動き出す「平面いぬ」
人形が生命を持ってる「BLUE」
二人にしか見えない幻覚の友人の話「はじめ」
和風メデューサとの対決の話「石ノ目」

突飛な設定なのに、いつの間にか引き込まれている。
短編の中にも巧妙に謎が隠されていて、アッと驚く展開があったりする。
しかし、今回の作品はいつもよりは毒が少なめだし切なさも少なめ。

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