幸せな遊戯 角田光代 著

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第26回吉川英治文学新人賞受賞作

<あらすじ>
ハルオと立人と私。恋人でもなく家族でもない三人が始めた共に同居生活。この生活の唯一の禁止事項は「同居人との不純異性行為」本当の家族が壊れてしまった私にとって、ここでの生活は奇妙で温かく幸せなものだった。いつまでも、この居心地のいい空間に浸っていたかったのに・・。
表題作「幸福な遊戯」(「海燕」新人賞受賞作)の他、2編を収録。
今もっとも注目を集める作家、角田光代の原点がここにある。記念碑的デビュー作、待望の文庫化!

<感想>
「対岸の彼女」で直木賞受賞。「空中庭園」が映画化。最近何かと話題の角田光代の初作品(読み終わるまでこれが初作品とは知らなかった)。
コレを読んで角田光代を好きになる人は本当にシンパシィを感じないといないんじゃないかと思う。私は読み進めるのキツかった。現在(いま)いる場所に納得していないけどあがきもしてなくて。だけどイヤで・・悶々なんて話、(だからなに?)だ。あぁ~読む作品を間違った。これから先、角田光代を読む時が来るだろうか・・?

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