眠れぬ夜を抱いて 野沢 尚著

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<あらすじ>
平凡な主婦、中河悠子が偶然たぐり寄せてしまった一本の運命の糸。
やがて取り返しがつかない悲劇の幕が、ほんのわずかだけ開いた…。
ひとつの街で連続して起こる一家失踪事件。

<感想>
485ページからなる長編ミステリー。
ドラマ脚本家として有名な野沢氏。
「破線のマリス」「リミット」「青い鳥」そしてこの小説も2002年春のドラマ化であった。
小説の中に、街の噂として野沢氏の他の小説が出てきたり(リミットと青い鳥の話)、悠子と欧太が観た映画が語ってあったり、(これが偶然にも私がすごく好きな映画「グリーン・カード」だった)、とシャレた部分がある。
悠子が夫を思い、家庭を守りたい一心で事件の真相を突き止めようとする気持ちが、私にはわかるようで全然わからなかった。
ダンナである中川欧太は過去の彼女が忘れられない訳で、過去の女性を忘れられないで展開される状況が私には納得できなかったんですね。

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