書籍評 山本文緒

ブルーもしくはブルー  山本文緒 著

投稿日:2009-06-20 更新日:

<あらすじ>
広告代理店勤務のスマートな男と結婚し、東京で暮らす佐々木蒼子。
六回目の結婚記念日は年下の恋人と旅行中…。
そんな蒼子が自分のそっくり「蒼子B」と出くわした。
彼女は過去の記憶をすっかり共有し、昔の恋人河見と結婚して、
真面目な主婦生活を送っていた。全く性格の違う蒼子Aと蒼子B。
ある日、二人は入れ替わることを決意した。
誰もが夢見る「もうひとつの人生」の苦悩と歓びを描いた
切なくいとおしい恋愛ファンタジー。

<感想>
「ブルーもしくはブルー」は私が文緒氏の本で3冊目に読んだ本。
ドッペルゲルガー=自分と同じ人間が同じ世界の違う場所で暮らしていると言う幻想を見つけ同調し入れ替わる話。誰だって思っている、((あのときこれを選んでいれば・・・))を体験した小説。この小説がまるで、自分の人生は自分のもの。自分で選んで、進んでいるのだ。
今の幸せも自分が築いたものだし、今の哀しみも自分で築いたモノに過ぎないんだっと言うことを見せつけている気がした。

-書籍評, 山本文緒

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