動機  横山秀夫 著

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<あらすじ>
短編四編の文庫本。
Ⅰ 動機
署内で一括保管される30冊の警察手帳が紛失した。
執行猶予2日……紛失した警察手帳を追って調査官・貝瀬は捜査を始める。
Ⅱ 逆転の夏
女子高校生を殺した前科をもつ男が会社員として再生しようと試みるが、
彼の過去をちらつかせる電話がかかり、新たな殺人を依頼される。
Ⅲ ネタ元
三十歳を目前に、煮詰まっている地方紙記者・真知子に全国紙から引き抜きの声が。
狙いは自分か、極秘のネタ元か?
Ⅳ 密室の人
法廷で居眠りした上、寝ぼけて妻の名を呼んだ。
裁判官・安斎の平穏な日々は一瞬にして人生最大の危機に!

<感想>
4編のうち1番印象深かったのは「密室の人」だ。
裁判官であると言うことと、ひとりの人間・男として生きると言う事の間を見たのと、
女性の底恐ろしさを見た気がした。
「逆転の夏」も複線が張られていておもしろかった。

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