REVOLUTIONARY ROAD *レボリューショナリーロード 燃え尽きるまで*

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2008年/米

監督:サム・メンデス

CAST:
ケイト・ウィンスレット、レオナルド・ディカプリオ
キャシー・ベイツ、マイケル・シャノン、
キャスリン・ハーン、デヴィッド・ハーバー

<STORY>
1950年代のアメリカ、コネチカット州。
フランクとエイプリルは、レボリューショナリーロードにある閑静な住宅街に暮らし、二人の子供に恵まれた理想のカップル。フランクは元陸軍兵で、今はニューヨークの事務機会社ノックスの社員。エイプリルはかつて女優志願だった美しい女性。しかし日常生活の中で、最近はすっかりと色あせてた毎日を送っていた。そんな毎日を打開しようと、エイプリルは地元のアマチュア劇団の舞台に立つが、芝居は最悪の出来で、その怒りを帰りの車の中で夫にぶつけ、ふたりは激しい口論になる。一方フランクは、しがないセールスマンの仕事にやるせない不満を感じていた。そしてエイプリルは驚くべきことを言い出す。「パリに住もう」と。人生のどうしようもない空しさを乗り越えたいと願うフランクとエイプリルはパリ行きを決意する。

<感想> 評価 ★3
「タイタニック」で競演したふたりが主役だと言うことで、映画のキャッチコピーには「映画史上永遠のカップル」とか「深く切ない運命の愛」などとラブストーリーのように宣伝されていたけれど、内容は全く違います。ラブストーリーを期待してみるのならやめた方がいいでしょう。

2時間の作品の9割が「感情」にスポットをあてた内容になっています。主役のふたりC・ウィンスレットとL・ディカプリオだからこそ、最後まで観れた作品だろうと思います。

「特別の私。特別の私たち」にこだわり続けるエイプリル。彼女の気持ちはわかるものの、現実的でない妻に一度はノープランのパリへの暮らしに同意するものの、思いもかけない展開に、地に足のついた生活を望むようになるフランク。
愛し合っていても、ここまで違うと平行線。この夫婦はエイプリルの言う通りに行動しない限り、いつしか破滅していたと思われます。
1950年代の話だけれど、現在の夫婦にも十分あり得る話。
終盤、前日の出来事がウソのような表情で「おはよう」と言うエイプリル。このシーンを観ただけで、(女は重大なコトを決心している)と思わせる。そしてラストへ・・・。

夫婦のことばかりで子供はどうよ?と思ったり、特別・特別ってなんなのさ?と思ったり、結局乗り切れずに2時間観たと言う感じでした。

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