PROOF  * プルーフ・オブ・マイライフ*

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2004年/米

監督 :ジョン・マッディ

CAST:
グィネス・パウトロウ、アンソニー・ホプキンス、
ジェイク・ギレンホール

<STORY>
天才数学者だった父ロバートが亡くなった。父親は亡くなる数年、精神を病んでいたためキャサリンが日常の世話をし、見送った。父親の死、その父親と似ている自分の精神を不安に思い情緒不安定が治まらない彼女を父親の教え子、ハルは精神的に支えることで恋に落ちる。ハルを信頼したキャサリンは落ち着きを取り戻し、父親のデスクに鍵をかけて保管していたノートの存在を教える。しかし、その一冊のノートが彼らの運命を変えてゆく…。

<感想> 評価 ★3
舞台劇の映画化。
勝手に「ビューティフル・マインド」のイメージを持っていたので拍子抜け。
ネタバレになるが、つまりのところ、キャサリンの父は20代で世界的な大きな証明(Proof)をしたことで天才数学者と呼ばれるが、その後、27歳で精神の疾患を発病しずっと生きる屍状態だったようだ。父親と似ていると自覚しているキャサリンは、父親の看病をする毎日の中で世界的な発見となる数学的証明をしてしまう。そのことが元で、(自分も父親と同じく精神を病むのではないか)と不安に苛まれはじめる。← その不安を理解した上でこの作品は観ないと、キャサリンがただヒステリックにわめき散らし、泣き叫び「誰も私をわからない!」と叫んでいるとしか見えない。
確かに予備知識なしに見ても、見終わった今、理解できてるので映画としては成功なのかも知れないが見ていてキャサリンが理解できないのでストレスだった。
また、「父は精神を病んでいた」というが、ロバート演じるアンソニー・ホプキンスが精神錯乱しているシーンが1度も出てこないので余計にリアリティーがなかったのではないだろうか。 グゥィネスは頑張っていたと思うのだけど・・・。

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