1998年/英 監督 :シュカール・カブー CAST: ケイト・ブランシェット、ジェフリー・ラッシュ、 ジョセフ・ファインズ ゴールデンブローブ賞主演女優賞受賞・ケイト・ブランシェット |
<STORY>
ヘンリー8世の私生児のエリザベスは腹違いの姉の陰謀で反逆罪で幽閉されるが、その後姉が死亡。自由の身になったのも束の間、25歳で女王に即位し、恋人さえも信じられない命懸けの権力闘争に巻き込まれていく。世界にその名を轟かせた大英帝国のヴァージン・クィーン、エリザベス一世の素顔を描いた歴史ドラマ。
<感想> 評価 ★3
史物映画なので、淡々とエリザベスの生きた人生を映像化している。
ケイト・ブランシェットが、恋に身を焦がす若きエリザベスから、女王に即位した事により、国を背負う重さ、陰謀、他国との争いに悩み苦しみ、愛し合っていた恋人にさえも裏切られていく姿を素晴らしい演技力で見せつける。
以前から私は、ケイト・ブランシェットは、役によって表情も雰囲気も変えられる演技に取り憑かれたような女優だと思っていたが、その実力を存分に発揮している。ケイトは実際この映画でスターダムにのし上がった。
歴史を踏まえればもっと楽しめるのだろうが、なかなかむずかしい。
歴史ものや、こむずかしい映画を苦手とする人には不向きな映画であるが、ドレスはきらびやかでラストシーンは誰でも1度は目にしたことのある肖像画のヴァージン・クイーン・エリザベス1世とそっくりなケイト演じるエリザベス1世が現れる。
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