NUOVO CINEMA PARADISO *ニュー・シネマ・パラダイス*

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1988年/伊・仏

監督 :ジュゼッペ・トルナトーレ

CAST:
フィリップ・ノワレ、サルバトーレ・カシオ、
マリオ・レオナリディ

<STORY>
舞台は戦後のイタリア。
小さな片田舎の町の楽しみといえば 映画であった時代の話。
映画よりも、映写作業に興味を持ったトトは、自分も映写技師になりたいと夢見ていた。トトはいつも、映写室のアルフレードの仕事を見ている。トトの存在を最初は疎ましいと感じていたアルフレードだが、トトの映画に対する想いと、彼の家庭環境を知っていくうちに、トトと年齢を超えて友情が芽生える。そんなある日、映写機から火が出て、アルフレードは視力を失う。

<感想> 評価 ★4.5
映画の中の映画!
音楽はいいし映像もSTORYも非常によくできている。映画が好きならこの作品を観て心に必ず響くものがあるはず。後生、この作品は語り継いでいきたい。
アルフレード役の俳優は、味があって、素晴らしい。監督は、「海の上のピアニスト」を監督したジュゼッペ・トルナトーレ。
時代背景として、映画のKissシーンがカットしなければならなくて、アルフレードは、映画のフィルムからKissシーン・抱擁シーンなど、性的描写をカットするのだが、そのカットがあとからかなり意味がある。
映画は、人々にいろんなことを感じさせ、ものを考えさせ、体験できないことを体感させてくれるもので、 人の気持ちに立ったり、愛することの美しさを教えてくれるものだと言うことをこの作品で実感させられた。「映画」と言う芸術がなければ、自分が知っている世界なんてなんて狭いことかと思う。
「映画」を心から愛する人間達を映画で表現した作品。・・・ ぜひ 1度見て欲しい。

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