ドラマ(シリアス、ハートフル) 映画評

THE PIANO *ピアノ・レッスン*

投稿日:2010-04-13 更新日:

20100413_15420911993年/オーストラリア

監督:ジェーン・カンピオン

CAST:
ホリー・ハンター、ハーヴェイ・カイテル
サム・ニール、アンナ・パキン

1993年カンヌ映画祭パルムドール大賞・最優秀主演女優賞

1994年アカデミー賞主演女優賞・脚本賞・助演女優賞

<STORY>
19世紀。スコットランド人のエイダは6歳の時からナゼか話せなくなった。そんな彼女の気持ちを表現するものはピアノだった。フローラと言う娘を持つエイダは父親の探した縁談でニュージーランドへ嫁ぐことに。ピアノも持参してニュージーランドに降り立ったエイダ。けれど夫となるスチュワートはピアノを運ぶのはムリだと浜辺に放置する。納得できないエイダは翌日、隣人で顔にマオリ族の刺青をしているベインズに浜辺に連れて欲しいと頼む。浜辺で生き生きとピアノを弾くエイダの姿に惹かれたベインズはピアノを自分の家へ運び、黒鍵の数だけピアノのレッスンをしてくれたらピアノを返す言い出す。

<感想> 評価 ★3.5
ピアノを主題とした映画、映画音楽が魅力的な映画と言うと必ず名前があがる1作だと思います。
今までから何度となく見る機会があったのにスルー。鑑賞が今日に至った作品の1つです。(他にも何作品もあるのだ)
この作品の評判として聴くのは、R指定のためか、エロい・官能的と言うものですが、想像したよりも芸術を感じるフツーの作品でした。
フルヌードシーンは何ショットかありますが画像修正されていますのでその点は問題なし(もしかしてwowow放映を見たので処理されていたのかも)その裸体よりもむしろ、靴下の開いている小さな穴を見つけ、唇をつけて愛撫するシーンや、のぞき見するシーンの方がエロティズムを感じました。
エイダを演じるホリー・ハンターは一言も発しないで目の表情、H・ハンター自らが弾くピアノ演奏、手話と表情を使っての感情表現のみでエイダと言う女性を演じきっていました。
物語は意外な展開をしていきますのでラストを知らない方が良いと思います。
マイケル・ナイマンのピアノ音楽が映画の中でずっと流れています。エイダが弾く場合もあるし、BGMとしても流れます。素晴らしい楽曲ですし、この作品には芸術を感じることができました。

以下 ネタバレあり
最終的に彼女が再生する話しに展開していきます。あのままピアノと共に海の底に沈んでしまったなんてそんな哀しすぎる人生であってほしくないし、見たくなかったからとても安心しました。ラストの展開が明るかったので観賞後の印象は悪くない作品でした。 

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