ドラマ(シリアス、ハートフル) 映画評

THE ROAD *ザ・ロード*

投稿日:2010-12-09 更新日:

20101209_18926382009年/米

監督:ジョン・ヒルコート

CAST:
ヴィゴ・モーテンセン、コディ・スミット=マクフィー
ロバート・デュヴァル、ガイ・ピアーズ、シャーリーズ・セロン


<STORY>
謎の天変地異がアメリカを襲い、動植物が死に絶えてしまって8年。静寂が支配する無限の荒野を、男と息子ただただ南に向かって歩き続けている。僅かに生き残った人々は生き延びるためにお互いを狩り、食うカリバニズムによって生き延びていた。父は息子に人食いを悪しき者と教え、善き者である自分達は心に灯る火を届けるためにひたすら南へと歩き続けようと言い続ける。
人食いたちの襲撃を幾度と無く逃れた親子は、ある日無傷で残されたシェルターを発見するのだが・・・

<感想> 評価 ★3.5
汚れきって傷だらけ、泥だらけの役をやってもこんなにカッコ良く、色気が漂う俳優はヴィゴ以外いないと言いきれます。その汚さが「ロード・オブ・ザ・リング」のアラゴルンを思い出させたために、ヴィゴファンの私は本作を見てしまったワケですが・・・。
Storyはシンプルです。天変地異の原因や、南を目指す理由など説明は一切ないのですが、むしろそれが正解。理由などこの作品の主旨には必要ないのだと思います。
この作品の言いたいこと、それは父親が自分の信念としていることを息子にどれだけ伝え続けられるかと言う点だと思います。父は息子に「どんな状況下でも人間らしく生きていくことが(善い人)であり、そうあるべきだ」と言うコレのみを伝え続けます。人間狩りの連中から逃げながら、食べ物がなく飢え死にしそうな時にもそれを伝え続けながら、ただただ南へ南へと進み続ける。言ってしまえばそれだけの映画なのです。
だからこの映画はおもしろいワケではありません。でもつまらないかと言われればそんなこともなく、2時間飽きることなく見ることができるだけの魅力はあると思いました。
しかし、壮絶な状況下の父と息子の愛の物語なのに、死にゆく父親に泣く息子を見ても胸に迫るような悲しみがわき上がってこなかったのです。あれだけ息子への愛情を見せられているのに・・です。ナゼなのか自分でもわかりません。
でも見終わって心に何かを残してくれてるような気がします。

 

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