2014年 / 米 監督:クリス・バック、ジェニファー・リー CAST: アナ(神田沙也加)、エルサ(松たか子)、クリストフ(原慎一郎) オラフ(ピエール瀧)、ハンス(津田英佑) |
<STORY>
昔々ある王国にエルサとアナと言う仲良し姉妹がいました。しかし、姉エルサは、物を凍らせてしまう力を持って生まれてしまい、その力は年々強くなっていたため、その力を隠すため人を拒み、仲良かった妹にさえ心を閉ざし暮らしていました。時は経ち、大人になったエルサは戴冠式をすることに。今日1日を何とか乗り越えようと自分をコントロールしていたエルサでしたが、アナが突然であったハンス王子と恋に落ちて結婚すると言い出したことをきっかけに感情を抑えられなくなり、魔力を制御できず真夏の王国を冬の世界に変えたあと、雪山深くに逃げてしまいました。妹アナは姉と和解し、王国に夏を戻すべく雪山へひとり旅立ちます。その旅路の途中に山男のクリストフとその相棒のトナカイのスヴェン、夏にあこがれる雪だるまのオラフと出会い、共に雪山の奥へ向かうのですが・・・・。
<感想> 評価 ★4
Disney創立90周年記念作品。アンデルセン童話「雪の女王」を原案とした作品だそうです。
Disney史上初のダブルキャスト。全曲映画のために作曲されたミュージカルナンバーは、ブロードウェーキャストが歌うっているとことで注目されている現在公開中の作品です。
オリジナル英語版を観たかったのですが、近辺で上映中の映画館がなかったため、「吹き替え版」にて鑑賞。
いつもなら「吹き替え版」で妥協することはないけれど、今回、先に鑑賞した数名から「神田沙也加ちゃんがあれほど歌が上手いと思わなかった。すごく良かったからぜひ”吹き替え版”で観て」と言われていたこともあり、神田沙也加=アナに注目していた。実際、アナのセリフ、歌声は非常に良かったと思う。ミュージカル大好きで何度も観劇してきている私。「アナ・・」の作品の中で1番ステキで感動をもらえた歌声は神田沙也加アナでした。彼女はミュージカル女優ですね。彼女の舞台を見に行きたくなりました。そんなワケで、「アナ・・」で1番クローズアップされている楽曲は、「Let It Go」。エルサが閉じ込めていた自分を解き放つ決心をし、歌いながら氷城を作り上げるシーンで使われる曲だけど、私が1番ググッっときたのはアナとエルサが掛けあいながら歌う「生まれてはじめて」です。これぞミュージカル!って感じ
あぁ~舞台で観てみたい。
物語として観た時、エルサが突然自分を解き放ったのか、その心情がわかりにくかったり、ハンス王子の豹変が突然過ぎたり・・と気になるところはあったけれども、許せる範囲かな。だけど、王子と言うか、男性ヒーローが本作品では少し魅力が薄いキャラクターだったことが残念だ。
あと定番のディズニーアニメに必ず出てくる愛らしいアニマルは、今回トナカイのスヴェン。可愛かった。
あと、本作のファンタジーキャラは、雪だるまのオラフ。オラフの存在も映画に魅力を加えていた。
そうそう、驚いたことがもうひとつ!雪だるまのオラフはFunnyな役どころ。のんびりな可愛い声のオラフ。映画を観ながら”山寺宏一さんだろうな”と思っていたら、ピエール瀧さんだった!コレはほんとうに驚いた。ピエール瀧さん、こんな声を出せるんだなぁ~。
しかし、なんで邦題は「アナと雪の女王」なんだろうね?雪と言うよりも、氷を操る女王ですけど・・?
原題も「FROZEN」ってぐらいだしね。
最後に英語版のエルサ、イディナ・メンゼルが歌う「Let It Go」はとってもいいです。
ブロードウェーミュージカルそのもの。
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