2014年 / 英 監督:リチャード・カーティス CAST: ドーナル・グリーソン、ビル・ナイ、レイチェル・マクアダムス トム・ホランダー、マーゴット・ロビー |
<STORY>
イギリスの南西部:コーンウォールに住むティムは、自分に自信がなく恋人もいない。ティムの父は、ティムの21歳の誕生日に、一家の男たちにはタイムトラベル能力があることを告げる。驚きながらも、その能力を受け入れたティムは、弁護士としてロンドンで生活をはじめる。そんなある日、魅力的な女性メアリーと出会い、恋をする。メアリーの連絡先を手に入れ浮かれるティムだったが、ある人を助けるためにやったタイムトラベルのせいで、そもそもメアリーとは出会っていなかったことに。焦ったティムは、メアリーを探し出し、彼女と再び出会えるようにタイムトラベルを使い、メアリーと恋をする・・・。
<感想> 評価 ★3.5
「ラブ・アクチュアリー」の監督リチャード・カーティスの映画です。
うん、ステキなストーリーでした。
田舎くさくて、あまりカッコ良くないなと思ってたティムが、映画のラストでは、魅力的な男性に見えるから不思議です。ティムを演じたドーナル・グリーソンの演技が素晴らしかったのかな?
21歳の頃のティムは、タイムトラベルの特殊能力を自分のこと中心に使いますが、たんだんソレを友人や家族のために使うようになります。それがティムの心の成長を表しているようで良かったです。
メアリー演じる、レイチェル・マクアダムスは本当にチャーミングです。この映画が、ふわっとほっこり感じるのは、レイチェルの存在ありきに思います。
また、イギリスの田舎町コーンウォールの景色、ロンドンの町並みも素晴らしく、この映画をもり立てていたと思います。地下鉄のシーンは(あぁ~ロンドンの日常)と言う感じです。ロンドン好きの私はそれも楽しかった。
ストーリーが進むにつれ、ティムが気づいていくように、見ている私も、タイムトラベルを通して”何でもない毎日の中の大切なこと”に気づかされます。
ティムは、時間を戻してやり直すことが出来るけれど、本当は、1日は繰り返せないもの。だからこそ、今の瞬間を一生懸命、大切にそして心優しく。そして時間を愛しむべきだって。
ハートウォーミングなステキな映画でした。
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