1998年/米 監督 :ブラッド・シルバーリング CAST: メグ・ライアン、ニコラス・ケイジ |
<STORY>
天使が見初めた心臓外科医の話。黒い服を着た翼のない天使。彼らは人間の魂を天に導くために、死期を迎えた人のそばにそっと寄り添う。そんな天使の一人セス(ニコラス・ケイジ)は偶然、心臓外科医マギー(ライアン)を見かける。彼女は手術中の患者が原因もなく衰弱していくのを目の当たりにして、すっかり取り乱していた。セスはマギーに一目惚れ。そして自信をなくしかけた彼女を、立ち直らせてやりたいと考える。 次第に募るセスの恋心。ついに彼はマギーの前に姿を現した。マギーもセスに興味を持ち、心惹かれるのだけど・・
<感想> 評価 ★3.5
20代の頃にこの映画をみたら今回の感想はなかったかな? 今だから・・・理解できる気がする。「愛する人に 触れてみたい! 感じてみたい!」と思うのは あたりまえの気持ち。この映画は、ネット恋愛にも通じるところがあるのかも?現実にしたいけれどすることが怖かったり、好きな人の手に触れて見たいけれど距離がある・・・常識がある・・って。
この映画は、触れ合うことの素敵さ・感じることの幸せ感を教えてくれている。二人の切ない心の動きが胸に押し寄せてくるファンタジー。 幻想的なシーンや空気感をさらにリアルに演出する音楽などすべてが情感豊かで美しい。
追記 : (なんで天使が男なんだろ?なんで黒いスーツなんだろ?日本以外のイメージなのかな?)素朴な疑問としてこれがあった。この疑問に答えるべき映画を見つけた。「ベルリン天使の詩」。この映画は男の天使を描いている。ブラックスーツに身を包んだ男の天使が主人公の映画だ。この「ベルリン・・・」が先に公開され評価を得ていたから、今回の映画も天使=男・黒スーツになったのかも・・ね。
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