2007年/米 監督 :マイケル・デイヴィス CAST: クライヴ・オーウェン、モニカ・ベルッチ ポール・ジアマッティ |
<STORY>
冬のニューヨーク。黒のロングコートに身を包むスミスは、ひょんなことからヤクザに追われる妊婦を助けるハメに。恐妻家のボス、ハーツが送り込む刺客が次々と現われる中、拾い上げた銃で応戦するスミス。ところが妊婦はショックで産気づくや、赤ん坊を産み落としてすぐ流れ弾に当たってあっけなく絶命。やむを得ず赤ん坊を拾い上げたスミスは、なおも執拗に迫る追っ手をかわして昔なじみの娼婦ドンナのもとへ。しかし赤ん坊の命に執念を燃やすハーツは、スミスの居場所を難なく突き止めると、50人の部下を従え襲撃へと向かうが…。
<感想> 評価 ★3.5
キャッチコピーは「弾丸(たま)んねー!
いやー、予想以上におもしろかったです♪たったの86分間。弾丸が飛び交うガン・アクションとコミカルな作風。ハッキリ言ってB級作品だけど、個性的な俳優陣と小気味イイリズムで飽きることなく楽しめました。
とにかくのっけから、妊婦を抱き上げては撃ちまくり、赤ん坊を抱いては撃ちまくり、あげくにセックス中も撃ちまくる(爆)コミカルな銃撃戦。主演のC・オーウェンがマックスバニーみたいに生のにんじんをガリッと食いまくる。
Storyと言うよりもキャストの好演で楽しむ作品かも知れない。
クライヴ・オーウェンは小汚い変てこなアウトローを演じているがまったく違和感がない。ニンジンをかじる姿も非常にナチュラル(笑)また、人の気持ちに鈍感な一匹狼というあたりはベタだがそこがまたB級っぽくていい。
悪役のポール・ジアマッティも元FBIプロファイラーで現在は悪人なのだが立ち居振る舞いが非常に上手かった。
ラストまでトーンダウンせず、B級全速力で駆け抜けた良作!!
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