2008年/スペイン・仏・米 監督:スティーブン・ソダーバーグ CAST: ベニチオ・デルトロ、デミアン・ビチル、 ジュリア・オーモンド、フランカ・ポテンテ、 カタリーナ・サンディノ・モレノ、ロドリゴ・サントロ |
<STORY>
1955年。若きアルゼンチン人医師チェは、独裁政権に苦しむキューバでの革命を準備するカストロ兄弟と出会う。わずか80人弱で2万もの政府軍を相手にした戦いに臨もうとする彼らの作戦に、チェは参加を決意。キューバ革命へ身を投じる。
<感想> 評価 ★3
想像以上にドキュメンタリー色の強い作品でした。
キューバ革命は1950年~60年代の歴史です。ほんの50年前の出来事。つまり年配の方ならリアルタイムにチェ・ゲバラの存在を知っているワケです。
なのに私の知識はキューバの象徴、Tシャツのデザインのイメージしかなく、チェ・ゲバラを知るために、過去に2本映画を観ました。(「モーターサイクル・ダイアリーズ」「チェ・ゲバラ&カストロ」)
本作は、それで得た知識のみで観たワケですが、やはり完全に理解することはむずかしかったです。とにかく長い。そして淡々と進むので眠気に誘われ、挫折しそうになりました(涙)
映画の流れも、連続して話しが進むのではなく、小刻みに切れたシーンを繋ぎながら進むので、全体像がつかめず、また歴史認識が浅いため、ゲバラの活動が革命にどう繋がるのかわからず、ぼんやりと見続けるしかなかったのは残念でした。とは言え、この作品を否定する気にはなれない何かを感じました。それは、自然に描かれるゲバラにはやはりカリスマ性を感じたことと、ゲリラ戦、革命について考えたところです。
この作品を駄作と思うのか、意味を感じるのかは後半の「チェ・39歳の別れ」を観てからしか結論を出せないと思っています。
コメント待ってます♪