1995年/米 監督 :ティム・ロビンス CAST: スーザン・サランドン、ショーン・ペン、 ロバート・ブロンスキー 1995年 アカデミー主演女優賞受賞=スーザン・サランドン 1996年 ベルリン映画祭男優賞=ショーン・ペン |
<STORY>
カトリックのシスター、ヘレンある死刑囚から文通相手になってほしいと依頼される。
囚人はマシュー。10代のカップルを惨殺した容疑で死刑を求刑されていた。
ヘレンは文通を始め、面会を重ねるうちに死におびえて反抗しながらもなお無実を主張する男に心をつき動かされるようになる。
<感想> 評価 ★4
内容的には かなり重め。しかし映画の枠を越えるような名作だと思う。
この映画を見るまで、重罪を犯した犯人が死刑であって当たり前! 的な考え方が、私の中にはありました。
ここで断っておきますが・・・私は決して死刑賛成派でも反対派でもありません。
この映画は、恐喝・レイプ・殺人と残虐な事件の犯人の死刑を扱っています。
死刑判決は当たり前のような事件ですが、その犯人の人生・反省・屈折した心を知るにつけ、
死刑は第3者の人間が決める権利が果たしてあるのだろうか・・?そんなことを考えさせられます。
実は私、言葉で説明しにくい気持ちで心がいっぱいになり 泣きまくりました。
人間のおろかさ・浅はかさや、どうしても忘れらない人を恨む気持ち・・・。
許すと言う事のむずかしさ
そんな人間の1番悲しい気持ちを目のあたりにして、哀しくむなしく感じたのかも知れません・・・ 。
この時期、見る価値はある映画だと思います。
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