2001年/米 監督 :リドリー・スコット CAST: アンソニー・ホプキンス、ジュリアン・ムーア、 レイ・リオッタ、ジャンカルロ・ジャンニーニ |
<STORY>
エレベーターを血の海に変え、忽然と行方をくらませたレクター博士(アンソニー・ホプキンス)。
彼はイタリアの古都フィレンツェで、ダンテ研究の専門家としてカッポーニ宮の司書の座に就いていた。
美食と文化に満たされた優雅な逃亡生活。
だがその沈黙は、レクターに恨みを抱く大富豪メイスン・ヴァージャーの手によって破られる。
メイスンの一味に命を狙われ、モンスターの正体をあらわにするレクター。
アメリカへ渡った彼は、クラリスをおとりに自分を誘い寄せようとするメイスンとの戦いに身を投じていく。
レクターを豚の餌食にするチャンスを虎視眈々と狙うメイスン。
果たして博士に勝算はあるのか?
<感想> 評価 ★3
“羊たちの沈黙”から10年の時を経てレクター教授が動き出した。
“羊たちの沈黙”ファンの私は期待してしまう映画だったのだけれど、
結果、”羊たち・・”を抜く可能性などゼロの映画だった。
まず、クラリスはジョディ・フォスターしかいないと確信した。
けしてジュリアン・ムーアが下手っと言う訳ではないが、レクターの愛するクラリス像はやはりジョディでなくては
しっくりこないのである。
次にレクター教授=ホプキンスはやはり歳を取ってしまった・・。
凄みがなくなっちゃったのが残念だ。
何を考えているのか、何を望んでいるのかがわからない恐怖感を漂わせる博士であるレクターなのに、
脳をフライパンで焼いて食べさせるなどグロテスクな表現でそれを見せようとしたのは残念でならない。
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