2001年/米、仏 監督 :ミシェル・ゴンドリー CAST: ティム・ロビンス、パトリシア・パトリシア・アークエット、 リス・エヴァンス、ミランダ・オットー |
<STORY>
異常に毛深い体質の女性ライラ。ナチュラリストの彼女の恋人は、マナーに異常な関心を示すネイサン博士。礼儀正しい文明社会こそが人類を救うと信じ、研究のためネズミにテーブルマナーを学ばせる日々。二人はある日、森にデートに出かけたところ、自分を猿だと思い込んでいる男に出会う。恰好の研究対象を得たネイサンは、彼を“人間”として再教育しようと連れ帰りパフと名付ける。だがネイサンの行動に異を唱えるライラは、ありのままのパフを尊重すべきと主張。そしていつしか、彼女はパフに対して特別な感情を抱き初めてしまう……。
<感想> 評価 ★3
コメディだと思って観たら、高尚な映画でした。
作品として伝えたかったことはわからなくもないが、一歩間違えばコメディで終わりそうな匂いのするStoryを、上手に皮肉って笑いを誘い、高尚な映画にまとめているのは役者の演技力によるところが多い気がした。
この作品を観たいなと思ったきっかけはリス・エヴァンスだったのだが、今回もが原始人だかサルだかから人間として仕上がっていくパフを魅力的に演じていた。発情するパフを(バカだぁ~!)と笑い切れないのは何故でしょ。
ラストは、なんだかすごく皮肉。いい話で終わっていないところが私は気に入った。
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