2006年 / 日本 監督:廣木 隆一 CAST: 寺島しのぶ、豊川悦司、 松岡俊介、田口トモロヲ 妻夫木聡、柄本明、大森南朋 |
<STORY>
一流大学から大手企業の総合職とキャリア街道を突き進んできた橘優子。しかし、両親と親友の突然の死をきっかけにうつ状態へと落ち込んでしまう。以来、躁鬱病を抱えて入退院を繰り返す優子は、やがてなんとなく居心地の良さを感じて東京の端っこ、蒲田へと引っ越してきた。そんなある日、いとこの祥一が転がり込んでくる…。
<感想> 評価 ★3
原作は絲山秋子氏の短編小説「イッツ・オンリー・トーク」。
絲山作品が好きで絲山さんの表現する空気感が好きなので
本作品を楽しみにしていたが、見終わった感想は
この空気感を感じるには私の場合、映像より
断然文章の方が感性に響くと言う事実だった。
寺島しのぶは等身大で自然体に演じていたし、豊川悦司はさすが!だった。
あんなに自然に優しさを与えてくれる男がいたら好きになるぞ。
東京蒲田の街の雰囲気、お風呂屋さん、タイヤ公園・・・景色はどこか懐かしくステキな映像だった。
つまり、期待し過ぎてはずれた感じなのである。
これは「ヴァイブレーター」もそうだったので
日本映画が良くなってきたとは言え、私の場合は期待し過ぎは禁物と1つ教訓を得た。
日本独特のふわ~っとした空気感が好きな人向きかも。
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