<あらすじ>
女の心意気、プライド、粋、いさぎよさ、度量の広さ、ユーモアのセンス。オトコと真剣な遊びでオールラウンド戦うためには、どれも不可欠な要素。あの人を振り向かせたいと思う時、そして、いい出逢いをもつためにはどうしたらいいか。効果的な口説きの手段。楽しみとしての恋の駆け引き。スマートな攻撃法をサジェッションする恋愛のエッセイ。
<感想>
森遥子の小説&エッセイは本屋さんに行けばたくさんある・・・ 。
また題名がオシャレなのできっと女性なら1度は手にとったことがあるだろう。
もちろん20歳くらいの私も大人の恋にあこがれて森瑤子読んだ口だ。
そのころは、森瑤子さんの書くものをただオシャレとしか理解できず、
感情移入できないまま読み終わっており、それから手にとることもないまま今まで来てしまっていた。
この本と出会った時、私は丁度大きな壁とぶち当たっていた。
大恋愛(爆)で結婚し、子供を持ち子育てし、順調だった私の人生が
突然意味のない、先のないものに感じられたのだ。
私には何もない。
事実、その当時の私には仕事もなかった。
焦ったしかなり動揺した。
私はこれからの人生はこの環境を守るだけで生きていくのかと・・・思った。
森瑤子は言う。
結婚し子育てし34歳で小説を書き、「情事」で すばる文学賞を受賞し作家となったと。同じ思いを抱えた時期はあったんだと。
立ち読みでいいので、ちらっと「恋愛関係」に目を通して。
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