キャッツ 名古屋 開幕公演(通算22回目)

劇団四季観劇記

キャストがガラッと変わり、まさに「新カンパニー:キャッツ」の始まりを感じました

 

名古屋キャッツは2度目

母が入院、手術。父入院と言う状況下で、観劇を断念した10月。
今回も状況は厳しかったんですが、家族の協力もあり、観劇のみのハードスケジュールでキャッツを見て来ました。

10月の断念したキャストは、加藤迪さん@マンカス、佐久間さん@タガーと言う絶対見たかったキャスティングで、残念極まりなかったんですよね~

名古屋キャッツ開幕から5ヶ月。
大幅なキャスト変更の上、知らないキャストが多くて、びっくりしました。
もちろん、コアな四季ファンは知ってるキャスティングなのかも知れませんが、私程度のファンの人は、驚いたのでは?

 

全体の感想

とにかく感想を一言で言うなら、

【新しい劇団四季キャッツの幕開け】です。

カンパニーが一気に若返った。イメージで10才は(笑)
もちろん、クオリティはそのまま
でも若さが、ほとばしるステージだと思いました。
だからなのか、これまでずっと違和感を持っていた、大阪キャッツ以降、変更された歌、演目がすんなり私の中に入ってきた・・・そんな感じです。
これは一緒に見に行ってた友だちも同じ感想でした。

例えば、「泥棒猫マンゴージェリー&ランペルティーザ」のナンバー。
曲もダンスも変更され、どうしても前のver.が良かったのに~と言う気持ちが抜けなかったんですが、今回は新ver.がとてもしっくり。

加えて、「グレートランパスキャットーけんか猫」ナンバー。
私はコレを入れる意味あった?とずっと思ってて・・・。
1幕終了直前のジェリクルキャッツ舞踏会のダンスシーンが何より大好きだった私は、このランパスキャットナンバーが入り、ダンスがかなり減ったことがイヤで。だから余計受け入れられなかった。
だけど、今回良かったんですよね~、このナンバーが。
分部惇平さん@マンカスの歌声がこれにマッチしてたのかな?
すんなり入ったのよね、不思議だけど。

まぁね、新verと言っても、2019年に変更になってるんで、3年目なんですけどね
でも頻繁にキャッツ観劇できないファンとしては、大きな演出変更はずっと違和感だったんですって

 

それぞれのキャスト

金原@グリザベラ

もう文句なしです。素晴らしいです。泣けます。大好きです。

 

分部惇平@マンカストラップ

2019年の新演出になった大井町キャッツにランパスキャットで出演されてました。
第一印象、「顔、ちっちゃ~」です(笑)
細身で顔が本当に小さいの!だけど、うん、しっかりマンカスなの。
歌唱も素晴らしいし、加藤さんから変更キャストでも受け入れます!(笑)

 

ツェザリ・モゼレフスキー@ラン・タム・タガー

「パリのアメリカ人」で見てたんですね~。記憶がない
まぁこの頃からコロナ感染が拡大して、劇団四季も長い休演に入りましたもんね

外国チックな合いの手(笑)を入れながら歌いダンスするタガーは違和感ないわ~。
何も問題ありません~

 

蔦木竜堂@マンゴージェリー & 長谷川彩乃@ランペルティーザ

蔦木さん、開幕公演でもマンゴー・ジェリーだったんですね~?
あんまり記憶が・・・
だけど今回はマンゴージェリーに適役だと思いました。
長谷川@ランペルティーザとの息もピッタリで、新しいナンバーなのに、とっても楽しく見ました。
これまで、ずっと違和感あったのがウソみたいに。
今後が楽しみです。

 

岩村暁斗@ミストフェリーズ

初見だと思います。
ミストのイメージどおりの、可愛い黒猫ちゃん。
そもそもバレエダンサーだったようで、スキル面は素晴らしいです。
ただ、四季の場馴れ感がない感がなくて、とっても一生懸命が伝わり、それがキュン(笑)
調べたら12月に入ってからキャッツデビューされたみたい。
納得~♪
だけどそれが良かったわ~。
今後、岩村@キャッツがどんな進化を遂げるか楽しみです

 

宇都宮千織@スキンブルシャンクス

キャッツのナンバーの中でもしかしたら1番大好きかも~のナンバーが、「鉄道猫」です。
これを聞けば楽しい気持ちになるし、猫たちが作る汽車に毎回感動します。
演出が変わって、汽車の全体像も、スキンブルも見えやすくなったしね!
宇都宮さん@スキンブルは、初見でしたが、マンマ・ミーアのスカイでお目にかかってるんですね~。覚えてますよ~。
歌唱は抜群ですからとっても楽しい気持ちになりました

 

まとめ

新キャストになり、まさに”劇団四季新カンパニーキャッツ”を感じました。
だから、またワクワクします。
もちろん、大好きだったキャストが退団されるのは毎回寂しいし、もう見れないのか・・と四季を見に行く気持ちが削がれることもあるけれど、逆にこうして新しいキャストが同じクオリティで新しい世界を見せてくれることこぞが劇団四季の真骨頂だと思います。

また名古屋、行くか~?(笑)

 

本日のキャスト

2022 – 12- 07 開幕公演

■初見  ★キャスト違い初見 ◎リターン

グリザベラ 金原美喜 オールドデュトロノミー 高橋祐樹
ジェリーロラム=
  グリドルボーン
小野実咲季 バストファージョーンズ
アスパラガス=
  グロールタイガー
正木棟馬
ジェニエニドッツ 花田菜美子 マンカストラップ ■分部惇平
ランペルティーザ 長谷川彩乃 ラン・タム・タガー ■ツェザリ モゼレフスキー
ディミータ 藤田真由美 ミストフェリーズ ■岩村暁斗
ボンバルリーナ 小島光葉 マンゴージェリー 鳶木竜堂
シラバブ 藤原加奈子 スキンブルシャンクス ■宇都宮千織
タントミール ■宇佐美 舞 コリコパット ■田中勇人
ジェミマ ■平井佑季 カーパケッティ 照沼大樹
ヴィクトリア 関野ひとみ ギルバート ■羽賀悠仁
カッサンドラ 山田祐里子 マキャヴィティ ■堤箸一平
ランパスキャット ■紙谷昇世 タンブルブルータス 石田悠馬

 

 

 

 

 

 

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