三谷幸喜舞台「オデッサ」3人芝居 謎解きの楽しさ

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三谷幸喜3年ぶりの新作

東京に続き、2024年2月1日~12日まで計14公演、森ノ宮ピロティホールで上演中の「オデッサ」を観てきました。
1時間45分ノンストップ、面白かった。
さすがに三谷幸喜さん

 

あらすじ

1999年のアメリカ、テキサス州のオデッサで、日本人旅行者コジマカンタロウ(迫田孝也)が、殺人事件の容疑者として拘留される。しかしコジマはまったく英語ができないため、担当の日系人捜査官カチンスキー警部(宮澤エマ)は語学留学中の日本人青年スティーブ日高(柿澤勇人)の協力で、取り調べをすることに・・・・

作・演出 三谷幸喜
出演 柿澤勇人 宮澤エマ 迫田孝也 

 

感想

ネタバレなし
言語は2つ?いや3つ?(笑)

英語、日本語、鹿児島弁(笑)

三谷幸喜はうまいなぁ~。
謎解き要素があるので楽しかったわ。
私、カチンスキー捜査官より先にコジマカンタロウの秘密がわかったんですよね~(笑)
芝居に見入りすぎて会場にいることを忘れ、「あ!」って声が出そうになりましたもん(笑)
たくさん笑った。
セリフの量は膨大だったと思う。
とくに柿澤くんは、日本語、英語、鹿児島弁の3つを操る必要があったので、キツかったんじゃないかな。
謎解きは1つではなく、二重。
なんでもない会話が伏線になっててそれを回収していく気持ちよさ。
自然な会話も良かった。
ほんで迫田さん、マジでうまいね、演技。
場面展開一切ないのに、この満たされた気持ち~。
ミュージカルは大好きだし、そりゃカッキーの歌を聞きたいけど、スタンドプレーもいいよね。

 

音楽演出が斬新

舞台の端にグランドピアノ。
荻野清子さんがひとりでピアニカ弾いたり、ピアノ弾いたり、リコーダー吹いたりしてその場面場面を盛り上げる。
こんなBGM演出はじめて観たけど、いい!

今度はカッキーの「ハムレット」だな(笑)

 

 

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