2009年/米 監督:サーシャ・ガバシ CAST: アンヴィル(スティーヴ・"リップス"・クドロー&ロブ・ライナー) 評価:あえてなし |
<STORY>
スティーヴ・”リップス”・クドローとロブ・ライナーによって1973年に結成されたメタルロックバンド「アンヴィル」(途中で現バンド名に改名)
ミュージシャンやコアなファンらからは「パワーメタルの父」、「スラッシュ・メタルのゴッドファーザー」など認知されていたにもかかわらず、アンヴィルは「成功」をつかむことはなかった。彼らは30年以上もヘヴィにロックに生き続けている。彼らのドキュメンタリー映画。
<感想> 評価・・あえてしません
幕張メッセで開催されたロックフェスに出演したアンヴィル。ボーカルのリップスは「観客がゼロでも自分たちの音楽が好きだから演奏はする」と言いながら不安で仕方ない様子がインタビューから見て取れる。いよいよ出演時間。幕張メッセのステージに立った彼らが目にしたのは満員の観客。
このシーン、泣けた。
音楽を愛し、成功を夢見ているミュージシャンは五万といる中で、世界中に名が知られ、ファンがいるミュージシャンはほんの一部にしか過ぎないのだと言うことをアンヴィルを見て実感します。作品の中でも語られていますが、実力があり、いい曲をやっていてもその時代にあったものでなければヒットに繋がらない場合があるし、「売れる」ためにはプロモーションするスタッフの力量に関わるところも多いと思います。
メタルロックバンド「アンヴィル」は売れる素材を持ちながらも、世間と上手くかみ合わず、大きくブレイクすることなくバンド結成30年を迎えてしまったワケです。
だけど、彼らは純粋にメタルロックをやり続けている。ハイスクール時代に出会ったリップスとロブは35年のつきあい。もめながら、それでも彼らは「メタルロックをやりたい!」「ロックで成功したい!」「アンヴィルが最高!」と信じてやり続けている。
その彼らを見守る妻・子供・兄弟、ファンたち・・・それは一重にリップスとロブのキャラクターに魅力を感じるからでしょう。
メタルロックが好きじゃなくても50代のおじさんがまだまだ夢の途中だぜ!と好きなことを続けるために進んでる姿は、見る人それぞれに何かしらを残してくれるドキュメンタリーだろうと思います。
※ 映画の感想のみblogは「Chinemaの箱 nagi style」へどうぞ。
コメント待ってます♪
あたしらだって・・・
映画になるぐらい頑張ってしまうかもよ
こな観さん
そぉ~やでぇ。
「アンヴィル」を観て思ったけれど、年齢なんか関係ないねん!好きなことをいつでも持っててそれに向かって邁進することこそが生きてるってことやねん!
仕事だけちゃうねん。