17日、第144回芥川・直木賞の受賞作品が発表になった。
読書好きなんで毎年興味をもっている。
芥川賞はほとんど名前を聞かないような無名作家が選ばれることが多く、その多くは短編作品。一方、直木賞は買って読んだことがあるようなそこそこ名前が売れてる作家が選ばれ長編作品であることが多い印象。
今年の受賞作品は、芥川賞が、朝吹真理子氏の『きことわ』と西村賢太氏の『苦役列車』の2作。
直木賞は、道尾秀介氏の『月と蟹』と木内昇氏の『漂砂のうたう』の2作品だった。
各賞2作品ずつの受賞は7年ぶりだそうだ。
今年は芥川賞受賞作家のプロフィールが興味深い。
中卒でフリーターをしながら小説を書いてきた現代社会のある部分を地でいってる西村氏。
受賞作品は「苦役列車」で、日雇い労働で生活する孤独な19歳の若者が、閉塞感漂う日々のなかでようやくできた友人とも疎遠になっていくさまを描いた私小説だそうだ。
一方の朝吹さんは親子3代文学者と言うサラブレット。
受賞作は幼なじみである2人の女性、貴子(きこ)と永遠子(とわこ)が25年ぶりに再会する様子を、過去と現在を自由に行き来しながら描いた「きことわ」。
この対比に興味をそそられるが読みたい気になるのはどっちかと言うと「苦役列車」かなと思う。
しかし、昨年受賞作品、磯崎憲一郎「終の住処」を買っておきながらほとんど読まないで放置してしまっているので、まずはコレを読破してからにしよう。
コメント待ってます♪
芥川賞受賞者2人の対照的な絵面がおもしろかった。西村さんは、同年代なんだよねー。読みたいけど、僕もnagiはんと一緒で、買ったはいいが、読み残してあるのが、いっぱいあるんだな(笑)読書モードになかなかなりませんわ
しゃらちゃん
買ったまま読まない、買ったまま聞かないCD。イケマセンなぁ(^^;)
私は本だけはやってしまいます。
まだあと3冊ほど放置してます。
読み出してノッたら一気なんだけどそこまでなかなかいかないときがあるんだよねぇー。