2010年/米 監督:シェーン・アッカー 制作: ティム・バートン、ティムール・ベクマンベトフ ジム・レムリー 声優:イライジャ・ウッド、ジェニファー・コネリー |
<STORY>
古びた研究室の片隅で、奇妙な人形が目を覚ます。身体は麻布を縫い合わせて作られており、腹部には大きなジッパー、背中には数字の“9”が描かれている。自分が誰なのか、ここがどこなのか彼にはわからない。恐る恐る外を見ると、見渡す限りの廃墟が広がっていた。茫然とする彼の前に現れたのは背中に“2”と描かれたボロ人形だった。2は壊れていた9の発声装置を修理し、我々は仲間だと語りかける。自分が独りではない事を知り。ホッとする9であったが、突如、巨大な機械獣が現れ二人に襲いかかってきた。だが、2は9を庇って連れ去られてしまう。気を失っていた9を助けたのは、他のナンバーをつけた人形たちだった。
<感想> 評価 ★3.5
中高生の映画鑑賞会にぜひコレを見せて欲しいと思った一作です。
驚異を感じるものから隠れてきた「1」をリーダーとする奇妙な人形たち。「2」に助けれたことで「9」は戦うことで守ると言うことを知ります。
9体の奇妙な人形は一見似ているけれど、それぞれに個性的なキャラクターがあります。
絶対的なリーダーである「1」。発明家で行動力のある「2」、好奇心旺盛な子どもの双子「3」「4」臆病だけれど何かをしなければと思っている「5」、芸術肌の「6」、女戦士の「7」、用心棒の「8」、そして主人公である勇敢な「9」。
私はタフで勇敢な女戦士の「7」が好きでした。
人間社会が滅亡し廃墟となったこの地球(ほし)で、麻袋で作られたつぎはぎだらけの奇妙な人形のみが生きる世界となっても人間性を継ぐ命がそこにあると言うメッセージなのかも知れません。
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