あ行作家リスト 書籍評

イニシエーション・ラブ  乾くるみ 著

投稿日:2007-09-04 更新日:


20090507_690621<あらすじ>

大学四年生の僕(たっくん)が彼女(マユ)に出会ったのは
代打出場の合コンの席。
やがてふたりはつき合うようになり、夏休み、クリスマス、
大学時代最後の年をともに過ごした。
マユのために東京の大企業を蹴って
地元静岡の会社に就職したたっくん。
ところがいきなり東京勤務を命じられてしまう。
週末だけの長距離恋愛になってしまい、
いつしかふたりに隙間が生じていって・・・・。
<感想>
本の検索をかけていたら、読後の書評に、「最後の数行でヤラレた!」とか、
「ものすごい伏線が張り巡らされてることにラストで気づいた!」とか
とにかく絶賛されていて、それに興味をそそられて読み始めた。
恥ずかしい話、ラスト2行で「ん??ん??ん???」となり、
ページを繰って確認したり、読み直したりしたものの、
スキッとわかる程にトリックを理解出来ず、悶々とするばかり。
(私ってバカなのかも・・・)と言う落ち込みまで加わった。
だけど、頭ン中は辻褄が合わない文章や主人公=たっくんの性格、
記述がないのにあったように書かれている文章なんかで混乱したまま。
なんとか謎解きのヒントがないかと検索する・・・。
解説サイトを見つけた。
「わかった!!!! そうなのかぁ!」
解説サイトのおかげで理解できた瞬間の気持ちがコレ↑
噂通りに相当練り込まれた伏線が張られていた。
このトリックがわかった人はすごいな。
ヒントは映像になればもっと早い段階で理解できたトリックだと言うこと。
小説だからこそ効果絶大。悔しいけど、やられました。
文章はと言うと、大学生の幼いバカがつくほどの恥ずかしい純愛の展開で、
初体験に遠距離恋愛・・・今さらこの年齢でコレを読む?と
自己ツッコミしたくなるような小説。
それもこれもラストに(まんまと騙された)と言う読後感を味わうためだったワケで
挫折せずに最後まで読んで良かった。
私なりのちょこっと解説をしているので興味のある方はココへジャンプしてください。
 

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