大崎善生 書籍評

パイロット・フィッシュ 大崎善夫 著

投稿日:2010-03-04 更新日:

<あらすじ>
人は、一度巡りあった人と二度と別れることはできない。
それは、かつての恋人から19年ぶりにかかってきた1本の電話からはじまった。
恋人や友、かけがえのない人々との出会いと別れを通じ、
人間の"やさしさ"を描ききった鮮烈の物語。
混迷の時代にあって、静かに、そして深く──
まっすぐあなたの心に届く、青春文学の傑作。

<感想>
切なく痛い。いくつも心にじわ~と響く文章が出来てます。
(※ 小説の一部抜粋はココ)

私の心にはじわ~っと甘い痛みが広がった。
主人公は41歳の独身のちゃんとしてるのか甘ちゃんなのか
よくわかんないふわっとした曖昧な優しさを持つの男。
もう彼を"好きじゃない"と思った時点でこの小説を読めなくなると思うが、
それなりに共有できたら(もしくは感情移入できたら)かなり痛く心に残るだろう。
下手したら活字で泣ける可能性大かも。
40歳を越えて尚をこんな文章をかける大崎氏に興味を持ち、
次回作が楽しみだ。

-大崎善生, 書籍評

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