天童荒太 書籍評

永遠の仔 天童荒太 著

投稿日:2009-07-06 更新日:

<あらすじ>
霊峰の頂上に登れば神に清められ自分たちは救われる。
そう信じた少女・久坂優希と2人の少年は、
その下山途中に同行した優希の父を殺害する。
3人は秘密を抱えたまま別れそれぞれの人生を歩んでいたのだが、
再開が地獄の扉を開き、17年の時を経てその「聖なる事件」が蘇る――。
救いなき現在の「生の復活」を圧倒的迫力で描くミステリー大作。

<感想>
久々に本を読んで胸が詰まったと言う小説。
この小説は上下巻に別れていて膨大な読書力を必要とするが、
途中でやめることができなくなる程の力を持っている。
子供は生まれて来る時は親や環境を選ぶことはけしてできない。
その事の重さを本当に感じる小説。
一見裕福で幸せそうに見える家庭も、親の心が蝕まれていると
その蝕みが子供にも影響する・・・。
子供を育てている立場にある私には痛い小説でもあった。
たまに重いテーマの小説を読んでみるのもどうでしょうか?

-天童荒太, 書籍評

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