奥田英朗 書籍評

ララピポ 奥田英朗 著

投稿日:2005-10-04 更新日:

20090507_690584<あらすじ>
最新爆笑小説、誕生!「しあわせ」って何だっけ?
選りすぐりの負け犬たち、ここに集合!
勝ち組なんていない。神は何故、この者たちに生を与えたもうたか?
対人恐怖症のフリーライター 杉山博(32歳)
AV・風俗専門のスカウトマン 栗野健治(23歳)
専業主婦にして一応AV女優 佐藤良枝(43歳)
NO!と言えないカラオケBOX店員 青柳光一(26歳)
文芸コンプレックスの官能小説家 西郷寺敬次郎(52歳)
デブ専裏DVD女優のテープリライター 玉木小百合(28歳)何かが欠落し歪んだ世界で生きる6人。でも彼らも一生懸命生きている!ぶっ飛んでいる負け組6人のクレイジーな6つのストーリー。爆笑と切なさが交錯する、傑作群像小説。

<感想>
新聞広告に宣伝。本屋にも平積みの奥田英朗の爆笑小説!即買い即読。それぐらい奥田英朗には信頼をおいている。今回もその期待を裏切らずに楽しませてくれた。少々お下劣過ぎて軽すぎない?と言う感じはあるが頭を使わず楽しく読めて気がつけば完読。(先に読んでいた「天使のナイフ」よりも先に読み終えてしまった)
注文をつけたくなることもあるが、感想は良かったコトを述べる。
登場人物6人。今回も微妙な繋がりがある。こう言うところ上手い、それに最悪な方向に進んでいく話を書かせるとヤルんだな、奥田さんは。真似のできないセンスだ。また、装丁が凝っている。黒いカバーの下に出てくるのは江戸期の風刺画(浮世絵と言って良いのかな)。エロい風刺画だけど江戸の華やかなエロっぽさが小説の内容とも合ってて粋。

-奥田英朗, 書籍評

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