2005年 / 米 監督 :アーニー・バーバラッシュ CAST: ザカリー・ベネット、マイケル・ライリー ディヴィッド・ヒューバンド、 ステファニー・ムーア |
<STORY>
鋼鉄でできた立方体の密室で一人の男が目覚める。次の部屋へ入り込んだ男は、ノズルから噴き出した液体を浴び絶命した。その一部始終をモニタ越しに眺めていたCUBEの職員ウィンとドッド。職務に忠実なドッドに対し、ウィンは被験者の一人である若い女性レインズに特別な関心を寄せていた…。
<感想> 評価 ★3
’97年にソリッド・シチュエーション・スリラーの先駆けとして
カナダで制作された「CUBE」。
立方体に6人が入れられている説明もないまま怒濤のように6人を襲う殺人トラップの数々、その斬新さに一気に引き込まれたものだ。
その後、制作国・監督を変え「CUBE2」が作られたが、これがどっちらけの出来で評判はすこぶる悪かった。(私はその噂に流され見なかった人だが)
そして本作。「CUBE3」ではなく「ZERO」。シリーズの第3弾だが「CUBE」以前へとさかのぼり、CUBE誕生の謎に言及した作品と言うことらしい。
が、結論から言うと謎の解明にはなっていない。
某国の人体実験プロジェクトだと言うことはわかるがナゼ人体実験をするのか?ナゼ実験場所がトラップだらけの「CUBE」なのか知りたい部分は見事にスルー。
前作はトラップを避けるための謎解きがメインだったが、本作はCUBEを管理する2名の職員の感情の揺れがメイン。
ただ(おぉー)っと思ったのはラストが「CUBE」に繋がる形で終わっている部分。単純な私は「CUBE」をもう一度見直したくなってしまった(笑)
私的には本作品を見て良かったと思っているしそれなりに楽しめた。ソリッド・シチュエーション・スリラーが好きなんだよね、やっぱり。
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