THE GREAT GATSBY *華麗なるギャツビー*

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20131005_5033482013年 / 米

監督:バズ・ラーマン

CAST:
レオナルド・ディカプリオ、トビー・マグワイア、
キャリー・マリガン、ジョエル・エドガード

<STORY>
1920年代。ジャズと禁酒法の時代。アメリカン・ドリームを追い求め、故郷の中西部からニューヨークへとやって来た作家志望のニック・キャラウェイは、宮殿のような豪邸で毎夜豪華絢爛なパーティーを開く謎めいた大富豪ジェイ・ギャツビーの隣に住むことになった。港を隔てた向こう岸には、いとこのデイジーとその夫で女好きのトム・ブキャナンが住む邸宅があった。そんなある日、ニックはギャツビーから彼の生い立ちを打ち明けられる。裕福な名家に生まれ、ヨーロッパで宝石や名画に囲まれた贅沢な暮らしを送った後、戦争で数々の勲章を受けて英雄となり、両親が亡くなった今は天涯孤独の身だという。だがそんな出来すぎた話に、ニックは「ギャツビーは何かを隠している」と直感する。やがて、耳を疑う噂と危険な人脈、そしてデイジーとの禁じられた恋が、少しずつギャツビーの華麗な仮面をはがしていくのだった……。

<感想> 評価 ★3.5
アメリカ文学界最高峰と評されるスコット・フィッシュジェラルドによる小説「THE GREAT GATSBY」の映画版。この小説は、過去3度も映画化されており、本作では謎の富豪ギャッツビーをディカプリオが演じてます。
小説家がタイムトラベルし、昔の小説家たちと出会う「ミッドナイト・イン・パリ」でフィッシュジェラルドがどれだけ人気の作家だった知りましたが、本作はそのフィッシュジェラルドの小説の映画化。

ネットの評判は良くない方が多いような印象。
確かに、豪華絢爛な豪邸・高価なドレス、意味のない馬鹿騒ぎのようなパーティー・・・こんなの見せられてオモシロイかぁ?と思いつつ見始めましたが、セレブ気取りのギャッツビーの仮面が剥がれてくるあたりから、おもしろくなって来ました!
で、見終わった今は、意外とおもしろかったけど?って評価。

わたくしレオさま好き。レオの演技力をかってます!映画がヒットしないと主演俳優が悪いと評価されがちだけど、この作品のレオはハマり役でしょう。
華麗な生活をしているギャッツビー。しかし、実はカレは成り上がりもので、アンダーグランドな世界で儲けた汚いお金がカレを支えており、その仕事も悪化の一途。じゃあ何のためにギャッツビーがセレブの世界へ成り上がってきたのか?その理由が愛した女性を自分のものにするためと言う執拗な偏愛。スマートでカッコイイ洗練された社会的ギャッツビーと、デイジーに執拗な愛を傾け、彼女からも愛されようとする一種の怖さをレオはしっかり演じ分けてました。だからこそ、ギャッツビーの裏の顔が見えてきたあたりから俄然おもしろくなりました。

とは言え、ナゼこの小説がアメリカの文学界最高峰と言われるのかは理解できませんが。

2時間半の作品の中で、前半30分、主役のギャッツビーが出てきません。「第1次大戦で活躍した戦争の英雄だ」とか「ドイツ兵のスパイだ」などなど散々いろんなウワサ話を聞かせたあとに、最高の笑顔でギャッツビー登場!コレがなかなかの演出だったと思うわたしです。

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