LA PIEL QUE HABITO / THE SKIN I LIVE IN  *私が、生きる肌*

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20130306_1408202011年 / スペイン

監督:ペドロ・アルモドヴァル

CAST:
アントニオ・バンデラス、エレナ・アナヤ
マリサ・バレデス、ジャン・コルネット、
ロベルト・アラモ、スシ・サンチェス

<STORY>
トレドの大邸宅に暮らすロベル・レガルは、最先端のバイオ・テクノロジーを駆使した人工皮膚開発の権威としても知られている世界的な形成外科医。そんな彼の屋敷の一室には、特殊なボディ・ストッキングをまとった美女ベラが幽閉されていた。彼女はロベルの妻ガルに瓜二つ。しかし、実際のガルは12年前に交通事故で全身に火傷を負い、非業の死を遂げていた。以来、愛する妻を救えたであろう“完璧な肌”を創り出すことに執着していくロベルだったが…。

<感想> 評価 ★3.5
スペイン映画が好き! アルモドヴァル監督作品も好き!
・・・とくれば観なければ!と使命感にも似た気持ちになってしまいます(笑)
私のアルモドヴァル作品のベストは「ボルベール」と「オール・アバウト・マイ・マザー」。
この作品は「トーク・トゥ・ハー」系と言う。ん~ビミョーと思いつつ見始めたけど、前半1/3も観ない内に作品の世界にどっぷり。
人工皮膚の世界的権威であるバンデラス演じる謎めいている医師:ロベル。どうやらカレの邸宅には、軟禁状態の美女がいる様子。彼女は誰なのか?ナゼ、全身タイツ姿なのか?そして、初老のメイドはただのメイドでない雰囲気。ロベルとどんな関係なのか?
ミステリー要素がいくつもあって引き込まれます。
そうこうしている内に、セクシャルなシーン登場!スペイン的!
ココからガラッと展開!
ロベルの過去、美女の謎が明らかになるごとに、どんどん引き込まれます。
イヤ~まさかまさかの展開です。
この感じ、「オープン・ユア・アイズ」と言い、スペイン映画って独特。またその独特な世界観が私をより虜にします。
映画のコピー「天才医師の狂気の愛」納得!
アントニオ・バンデラスはアルモドヴァル作品久々復帰の作品だそう。
それも話題のひとつですね。
これは奇想天外いや、狂気の展開を知らずして観るべき作品でしょう。知っちゃったらおもしろさ半減です。よって観ていない方はココまで。
どうぞ、観てください。きっと(おぉ!)って声が出ますから。
そして、観たらぜひコメントくださいね!

 

以下  ネタバレ 
正直、謎の美女の正体がわかってからは、彼女がこの状態に納得しているのか、いつか脱出しようとしているのかの心理戦がおもしろかったです。
ラスト、彼女はこれからどうするんでしょうか・・・・気になります。
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