ドラマ(シリアス、ハートフル) 映画評

LA MALA EDUCAION *バッド・エデュケーション*

投稿日:2006-09-13 更新日:

20090509_6912602005年 / スペイン

監督 :ペドロ・アルモドバル

CAST:
フェレ・マルティネス、ガエル・ガルシア・ベルナル、
ダニエル・ヒメネス・カチョ、ルイス・オマール

<STORY>
1980年、マドリード。新進気鋭の映画監督エンリケのもとに、イグナシオと名乗る美貌の青年が映画の脚本を手に突然あらわれた。彼はエンリケの少年時代の神学校寄宿舎での親友。あまりに変わった友に疑いを感じながらも、脚本の内容にひきつけられていくエンリケ。なぜなら、そこに描かれていたのは二人の人生を変えた神学校でのエピソードが綴られていた。エンリケを守った為に自らを犠牲にし、砕けてしまったイグナシオの心。今もなお変わらぬ愛。でも何か違う。本当にイグナシオなのか?真実を求めエンリケはイグナシオの大いなる秘密を知ることになるのだった・・・。

<感想> 評価 ★3
アルモドバル監督は保守的な神学校出身。この作品は監督の半自伝的な作品と言われている。設定も若い映画監督。アルモドバル=エンリケと言う目で映画を観てしまった。この予備知識は良かったのか?どうなんだろう?
数シーン観ただけでアルモドバル作品と分かってしまう彼独特の世界観は変わらない。極彩色、心に傷を抱えた登場人物、劇中劇&劇中映画、ホモ(ゲイ)、親子愛、映像とマッチしたBGM。
BAD EDUCATION(悪い教育)、これは神学校の教師である神父が自分の小児性愛、ホモ(ゲイ)の嗜好の標的に無垢な少年を引き込んでしまうことを言っているのだろう。
で、感想だが、過去の監督作品の中では1番好きではない。小児性愛・ホモ(ゲイ)を通して、愛情、裏切り、悪意、欲望、純粋さを描いていることはわかるが引き込まれず終わった。私にはホモ同士の愛や切なさをリアルに感じることができなかったし、復讐は好きではないから。
この映画に女性はほとんど出て来ない。エロテックな場面も全部男同士の貪り合い。キレイだが冷静に観てしまった。しかし、ガエル・ガルシア・ベルナルはキレイだ。少年っぽさが消え、男の色気が匂い立っていた。過去観た作品の中では1番良かった。俳優として成長してる彼が見れたのは◎
オール・アバウト・マイ・マザー』では母親の愛、『トーク・トゥ・ハ-』では献身的な愛と孤独と友情、『バッド・エデュケーション』では究極の愛と欲望、そして復讐を言いたかったのだろうか?

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