HEDWIG AND THE ANGRY INCH *ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ*

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2001年/米

監督 :ジョン・キャメロン・ミッチェル

CAST:
ジョン・キャメロン・ミッチェル、マイケル・ピット
ミリアム・ショア

<STORY>
東西冷戦時代の東ドイツに生まれた男の子ハンセル。母と二人暮らしの彼の夢は、自由の国アメリカでロックスターになること。ある日、米兵から結婚を申し込まれた彼は、性転換手術を決意する。しかし、手術のミスで股間には“怒りの1インチ(アングリー・インチ)”が残ってしまう。名前をヘドウィグと変え、何とか渡米するも米兵には結局捨てられてしまう。それでも夢を思い出しロックバンドを結成したヘドウィグは、ある日、17歳の少年トミーと出会う。同じ夢を持つトミーに愛情のすべてとロックシンガーとしての魂を注ぎ込むヘドウィグだったが……。

<感想> 評価★3
ミュージカルは好きなのに、本作品は高評価の中、食指がどうしても湧かず見ないまま過ぎていたが、このたび、ミュージカル舞台として日本でも上演され、主役のヘドウィクを三上博史が演じた。
もしも、舞台を観ることがあるのなら、ストーリーを知っておきたいと考えて鑑賞。
ん~・・・残念ながら私はこの作品を好きになれなかった。
ヘドウィクが東ドイツの国で閉塞感を感じ、アメリカに憧れた気持ちはわかるけど、社会主義の国から脱出したいだけで米兵を愛したのか?性転換手術までしたのか?そこがわかりにくかったし、ゲイ?同一性障害?と言う部分にもすっきりできないものを感じながら観てしまっていたから、ミュージカルの中に入りきれず楽しさも半減した感じである。
見終わった今は、男でも女でもなく、ひとりの人格を持つ人間として彼は純粋に生きたかったのだろうと理解しているが。
この作品は、オフ・ブロードウェイで2年半以上ロングランしたミュージカルで、映画化に関して舞台と同じくジョン・キャメロン・ミッチェルが監督・脚本・主演を演じ、ほとんどのキャストがミュージカル舞台で活躍されたメンバーで構成されたらしい。
ロックはイケテたし、ヘドウッグ演じるジョン・キャメロン・ミッチェルはキレイでラストも中世的な魅力が溢れ魅力的ではあった。

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