アクション(ギャング・バイオレンス・戦争) シリーズもの 映画評

INFERNAL AFFAIRS Ⅲ *インファナル・アフェアⅢ 終極無間*

投稿日:2009-02-02 更新日:

2004年/中国

監督 :アンドリュー・ラウ/アラン・マック

CAST:
トニー・レオン、アンディ・ラウ、レオン・ラウ、
チェン・ダオミン、ケリー・チャン

<STORY>
潜入捜査官ヤン(トニー・レオン)の殉職から10ヵ月後、ラウ警部は内部調査課に異動となりサムのスパイを一人残らず始末することを決意する。サムの商売相手だった中国本土の大物シェンと接触した公安部のヨン警視をスパイと確信したラウは、密かにヨンに対する監視を開始する。ラウはまた、精神科医リー(ケリー・チャン)に近付き、大切に保存されていたヤンのカルテを手に入れる。カルテには、生涯で最も幸福なヤンの姿が記されていた。ヤンに自分を重ね、運命を変えるための最後の闘いに向かうラウ。だが、いつしかヤンの死の真相を知る者の気配が忍び寄っていた…。

<感想> 評価 ★3.5
「インファナル・アフェア」シリーズ、Ⅰ・Ⅱを見て好きだった人はⅢを見て完結して欲しい。
Ⅲを見なくてもⅠがあれば十分「インファナル・アフェア」の世界はわかってもらえるけれど。

「インファナル・アフェア」は、警察組織に潜入したマフィアの警官ラウ(他に数名逆潜入者がいる)と、マフィア組織に潜入した警官ヤン(潜入捜査官は他にもいる)を中心に描かれるポリスアクションストーリー。それぞれが命をかけて「裏切り者」を演じ、「裏切り者」を探す。偽りの世界で生きているが故に、「自分」として生きられないヤンとラウの姿を描いている。 Ⅲは、回想シーンと現代のシーンが入り混じり、時間軸を意識的にズラして進んでいく。様々な思いや出来事が交錯しⅠの伏線となった出来事やエピソードが明らかになる。Ⅰで射殺されたヤンだが、回想シーンでたっぷり登場。トニー・レオンファンの私は想像以上の登場に得した気分に♪ 現在のシーンではラウが追いつめ、追いつめられていく姿が見どころ。Ⅲをより楽しむには「インファナル・アフェア」を復習しておく方がより楽しめるだろう。

 以下、ネタバレ注意 

アンディ・ラウが良かった。「善人でありたい」と強く願うラウ。けれどもいくら頑張っても善人にはなれない。そう言う運命の中で生きている限り。その四面楚歌・極限の状態を直視することを出来なくなり、自分をヤンに淘汰し始める。それでしか精神を安定させられなかったのだろう。そう言う正気を失っていくラウをアンディは演じきっていた。後半、内部調査課仲間の前でラウがマフィアであるという証拠のテープを、自らみんなの前で公開してしまうシーン、撃たれ崩れ落ちたあとに流す涙はまさに無間道。見始めた時、Ⅲは必要なかったように思ったが終盤その気持ちも消えたのはラウの姿に尽きる。

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