ミステリー、サスペンス、ホラー 映画評

THE RECKONING *仮面の真実*

投稿日:2006-02-02 更新日:

2004年/英・スペイン

監督 :ポール・マクギガン

CAST:
ウィレム・デフォー、ポール・ベタニー
ブライアン・コックス、ヴァンサン・カッセル

<STORY>
1380年イングランド。人妻との姦通が発覚し、逃亡した神父のニコラスは、追っ手から隠れた森の中で旅回りの一座と出会い、一座に加わる。興行のためにノルマン人のギース公爵が領主を務める町に立ち寄る。その町で少年の強盗殺人罪で聾唖の女性マーサに死刑の判決が下る場面に出くわす。この事件に感心を持ったマーティンは、興行成績をあげる目的で芝居の演目を聖書の教訓話から少年の強盗殺人事件に切り替え演じる。騒然とする民衆。ニコラスは、マーサの無実を確信し、隠されたこの町の真実が見え始める。

<感想> 評価 ★3.5
日本劇場未公開作品。実力俳優がその力を存分に見せている作品。
前半はウィレム・デフォーとポール・ベタニーの圧倒的な存在感と醸し出す空気感に一気に引き込まれ、散りばめられる伏線の先にあるものにワクワクさせられサスペンスタッチで進み、後半は一転、重い題材で古典的に展開される。私は好きなタイプの映画だったので楽しめた。
ウィレム・デフォー。この映画でも素晴らしい。彼が画面に出てくるだけで彼の醸し出す空気感に引き込まれる。彼は、彼の持つ全てのもので表現する、まさに表現者と言える。「スパイダーマンシリーズ」「処刑人」などで見せたオーバーパフォーマンスも演じられるし、人間の本質にも迫れる数少ない俳優だ。
また、ポール・ベタニーは「ダ・ヴィンチコード」の司祭役で一躍有名になったが、オーソドックスと斬新さを兼ね備えた才能あふれる俳優。
見た目で判断しがちな私だが、彼の作品はこれから要チェック。
また、出番もいいところもない役どころだったヴァンサン・カッセルが出演してるのもラッキー♪な1作。

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