GANGS OF NEW YORK *ギャング・オブ・ニューヨーク*

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2001年/米

監督 :マーティン・スコセッシ

CAST:
レオナルド・ディカプリオ、キャメロン・ディアス、
ダニエル・ディ=ルイス、リーアム・ニーソン、
ヘンリー・トーマス、ジョン・C・ライリー

<STORY>
1846年、ニューヨーク。縄張り争いを繰り広げる移民同士の抗争により、目の前で父親を殺された少年アムステルダム。自らも投獄された彼は、15年の時を経て、父を殺したギャング組織のボス、ビルへの復讐を誓い、この地に帰ってきた。素性を隠し、ビルの組織に入り込んだアムステルダムは、そこで運命の女ジェニーに出会い、許されない恋に落ちる。

<感想> 評価 ★4
2時間28分超大作映画。
長いし、文芸作品で、むずかしい映画である為、興行成績・評判がイマイチだったのも理解できる。この手の映画は得手不得手があるだろうが、苦手じゃなければ、割といい評価を出す映画ではないかと思う。私は、文芸作品も好きなので「良かった」と評価した。
「ロミオ+ジュリエット」や「タイタニック」でレオ様に恋をしたと言うタイプのファンの期待はこの映画では裏切ってる。
4年ぶりに映画出演した怪優ダニエル・ディ=ルイスは本当にすごい!
((なんなんだ?この存在感、この魅力は!?))と圧倒される。
しかし、すごいのはそのダニエルの存在感に飲まれず、レオはカレの輝きを十分放っているところである。霞んでいない。美しいだけでなく、演技力・声音・動き・オーラどれをとってもこれからが期待される気がしたし、そう言う意味で「ギャング・オブ・ニューヨーク」に出演したことで、レオには価値があったと思う。
私はどっちかと言うと、中盤が好き。
父親を殺されたアムステルダムが、仇を撃つ機会を狙ってダニエル演じるビルへ近づくのだが、ルイスにかわいがられ、自身もカレに忠信を尽くしてしまうあたりの心の揺れが非常に良かったと思う。評価★4をつけたが、この映画は評価が完璧に分かれると思うので、文芸作品苦手な方は避けた方が無難。

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