アクション(ギャング・バイオレンス・戦争) 映画評

DEPARTED *ディパーテッド*

投稿日:2007-02-09 更新日:

2006年/米

監督 :マーティン・スコセッシ

CAST:
レオナルド・ディカプリオ、マット・デイモン
ジャック・ニコルソン、マーク・ウォールバーグ
マーティン・シーン、ベラ・ファミーガ

2007年アカデミー賞 作品賞・監督賞受賞

<STORY>
貧困と犯罪が渦巻くボストン南部で生まれ育った2人の男。犯罪者一族に生まれ、自らの生い立ちと訣別するために警察官を志すビリー。マフィアのボス・コステロに育てられ、忠実な“内通者”となるために警察官を目指すコリン。2人は互いの存在を知らぬまま同じ警察学校で学び、それぞれ優秀な成績で卒業。コリンはマフィア撲滅の最前線に立つ。一方、ビリーに命じられたのは、マフィアへの極秘潜入捜査だった…。

<感想>評価 ★ 3.5
マーティン・スコセッシ監督による香港映画『インファナル・アフェア』のハリウッドリ版。
オリジナルの「インファナル・アフェア」を見ている人、いない人では感想が変わってくる作品だろう。私は「インファナル・・」がとても面白く★4評価なので本作品の感想は(「インファナル・・」越えれず)だ。
本作は、3部作の「インファナル・・」を151分にまとめあげた。「インファナル」ではわかりにくかった相関関係を冒頭見せてくれるのでその点はわかりやすくなっている。
レオは元々確かな実力のある俳優。本作品も潜入捜査官としての苦悩を見せつつギリギリで生きる男を見せてくれている。マフィアのコステロ役のジャック・ニコルソンはさすが!息子同然のコリン(M・デイモン)との絡みでは完全にマットを食っていた。ニコルソンが額に独特のシワを寄せ、にやつく顔はいつみても凄みと気味悪さが漂う。しかし、それ以外のキャストがイマイチ。潜入捜査官を任命した警視役はパンチがなく、比べちゃイケナイが「インファナル・・」の警視総監役のアンソニー・ウォンの重厚感が欲しかった。

 以後ネタバレあり 

元々M・デイモンが好きじゃないせいもあるが、マフィアであり、内偵者として存在しているコリンの表現力がイマイチだった。アンディ・ラウのようなストイックで謎の部分が表現されてなくて不満。
オリジナルとベースは同じで、オリジナルで大切なパーツ(ビリーがギプスをしている意味、モールス信号、コリンとビリーがニアミスする映画館を出てからのシーンetc)を盛り込んでいるのはいいのだが、そのパーツのどれもが中途半端。特に、警視が殺されちゃうシーンは最悪。落ちてくる映像を映しちゃってるんだもん←コレ、絶対にムダな映像だったと思う。
これで、アカデミー賞の作品賞と監督賞を獲ったワケだけど、作品と監督賞を与えるぐらいなら主演男優賞をレオにあげるべきだったんじゃない?と私は思う。
ちなみに、私がプロデューサーなら、キャストは警察の犬=レオ、潜入捜査官=ブラピ。
※ディパーテッドは死者の意

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