映画評 邦画

深呼吸の必要

投稿日:2009-07-05 更新日:

2004年 / 日本

監督:篠原哲雄

CAST:
香里奈、谷原章介、成宮寛貴、
金子さやか、久遠さやか、長澤まさみ、
大森南朋

<STORY>
本島から若者5人が沖縄のとある島に到着した。彼らはこの島の「きび刈り隊募集」のアルバイト記事を見て応募してきた面々。東京で派遣の仕事をしている立花ひなみ(香里奈)、ブランド大好きの川野悦子(金子さやか)、何処か醒めた目で世間を見ている捻くれた大学生・西村大輔(成宮寛貴)、最年長の池永修一(谷原章介)、一言も話そうとしない少女・土屋加奈子(長澤まさみ)、もちろんこの5人は初対面でさとうきびの収穫などやったことがない。そんな彼らのもとに、迎えの車が到着する。そこで出会うのが「きび刈り隊」の常連・田所豊。彼に連れられ、さとうきび畑を所有するおじいとおばあが待つところへと。そして、彼らの山あり谷ありの35日間に及ぶ「きび刈り隊」としての生活が始まっていく。

<感想> 評価 ★3.5
今でも沖縄に残る"きび刈り隊"というさとうきび収穫時のアルバイトを題材に描くヒューマン・ドラマ。
2時間あまりの映画の映像のほとんどが、沖縄の美しい空・眩しい太陽・キビのざわわの音とキビ刈りシーンで構成されている。アルバイトに来た5人は、それぞれ何かを抱えていると言うのは伝わってくるのだが、説明をトコトン削ぎ落とし見る側に想像の余地をたっぷり与えながら、物語は静かにゆっくりと35日間の人の変化を見せていく。
沖縄のゆったりとした時間の流れ、朝が来て、起きて、食べて、働いて、夜になり、眠る。すると単純にまた朝が来る。そのシンプルさがたまらない。
数日でキビ刈り隊の生活がイヤになり逃げだした悦子と大輔に、日当とおにぎりを渡し送るおじいとおばあ。結局、平良家に戻ってきたふたりを笑顔で迎え、晩ご飯を食べさせるおじいとおばあ。責めない、怒らない、ただ笑顔。「なんくるないさ」と言いながら・・・温かさと優しさと笑顔と・・・グッときた。
この映画を観たら、絶対沖縄に行きたくなるし1日中キビを刈って食べて寝て・・そう言うシンプルな生活を1度は体験したくなる。
俳優陣も見どころの1つだろう。

私は📖小説でも読んでいる。よければ読んでみてください

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