ドラマ(シリアス、ハートフル) 映画評

THE BURNING PLAIT *あの日、欲望の大地で*

投稿日:2010-05-22 更新日:

20100523_16060722008年/米

監督:ギジェルモ・アリアガ

CAST:
キム・ベイシンガー、シャーリーズ・セロン
ジェニファー・ローレンス

<STORY>
高級レストランのマネージャーのシルビアは、颯爽と仕事をこなす姿とは裏腹に、私生活では、男たちとの行きずりの肉体関係や、自傷行為をくり返していた。彼女が時折思い出すのは、かつて自分の母ジーナを襲ったある事故のことだった……。

<感想> 評価 ★3
「21グラム」「バベル」の脚本家のギジェル・アリアガが長編作品としての初作品。 3つの主となるストーリーを、それぞれ時系列をバラバラにして1つの作品とする手法を使っているので最初のうちはわかりにくいけれど、話が進んでいくうちに見えてくるので混乱することはない。この手法に慣れていないと少々難解かも知れないが。 この手法は「21グラム」「バベル」で使われたのと同じ。私はこの手法が好きだ。 また、この映画の肝はそれぞれの人の”感情”。それを時系列をバラバラに見せることでより効果的に使っている。 たとえば、仕事が順調なシルヴィアが、私生活では行きずりの男性との関係に溺れる荒んだ日常を送っている。最低な女と描きつつ、その後に少しずつ語られる過去は壮絶なものであったり、不倫に走るキム・ベイシンガーの抱える問題も少しずつ見せられたりする。 それを知るたびに(それぞれがそれぞれの何かを抱え、それぞれの感情で行動しているだけなのに結果的に誰かを傷つけるんだ)と知る。 けして明るい作品ではない。ラストも一筋の光が見えた?程度。 ひとの感情を捉えた深みのある作品でした。

 

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