ドラマ(シリアス、ハートフル) 映画評

SUNSHINE CLEANING *サンシャイン・クリーニング*

投稿日:2010-06-01 更新日:

20100603_16228762008年/米

監督:クリスティン・ジェフズ

CAST:
エイミー・アダムス、エミリー・ブラント
アラン・アーキン、スティーブン・ザーン
クリフトン・コリンズ・JR.

<STORY>
高校時代はチアリーダーでアイドルだったローズ。30代の今はシングルマザーで仕事はハウスキーパー。かつての恋人と不倫中。ローズの妹・ノラは定職につかずバイトの日々。そのバイトでさえ続かずいまだに父親と同居中。ローズの息子:オスカーは何でも「ナメる」癖がエスカレート、呼び出されたローズは教師とキレて退学することに。何をしてもダメな姉妹に転機が訪れる。それは「大金が儲かる」と言う事件現場のクリーニング。ローズは嫌がるノラを説得し、ふたりで清掃業を興す。その名も「サンシャイン・クリーニング」・・。

<感想> 評価 ★4
「リトル・ミス・サンシャイン」のプロデュースチームが手がけた2作目。
前作と同様に負け組と呼ばれる人々を主人公にしたきもちがほんのり温かくなり、(がんばろっ)て小さくつぶやきたくなるようなハートウォーミングな作品でした。
生きていくために少しでも高級を稼ぐためにはじめた仕事は、不倫相手から紹介された死亡事件後のクリーニングの仕事。ド素人の彼女たちが孤軍奮闘している姿は、死者へのレクイエムではなく、まさしく、今を必死で生きる私たちへの応援歌です。
ヒロインのローズは、高校時代はチアリーダーのアイドル。でも現在は30歳を過ぎたシングルマザー。取り柄もないので安月給のハウスクリーニングの仕事をしギリギリの生活苦。恋人は高校時代の恋人だった警察官で、ずっと不倫中と言う典型的な負け犬人生。
妹も何をやってもうまくいかない状況。
そのふたりが、生き甲斐とか、やりたい仕事とかそんなカッコイイ理由じゃなく、ただただ生きるためにはじめる仕事は、壮絶な事件現場だったりする。それを彼女たちは必死ではじめる。そうなんだよ、必死で生きてるんだよ、みんなって感じさせてくれる。
いわゆる開き直ったポジティブさが痛快。
人生には劇的なことなど何度も起こらない。八方ふさがりなことも多いもの。
必死で生きて、たまにある小さな喜びに笑顔になる。それが人生。何が悪い!ってそう感じさせてくれるいい作品でした。
ぜひ、鑑賞あれ!

 

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