パニック 映画評

CONTAGION *コンティジョン*

投稿日:2012-03-21 更新日:

20120321_25875772011年 / 米

監督:スティーブン・ソーダバーグ

CAST:
マット・デイモン、ケイト・ウィンスレット
ローレンス・フィッシュバーン、ジュード・ロウ
グウィネス・パウトロウ、マリオン・コティヤール

<STORY>
香港出張からミネソタの自宅に戻ったベス・エムホフは直後から発熱と咳を伴う体調不良を訴える。同時期に同じ症状を伴う患者が香港・ロンドン・東京で見つかり、次々と亡くなりはじめる。その事件に疑惑を抱いたフリー・ジャーナリストのアランは、政府が伝染病を隠しているのではないかとブログで指摘しはじめる。一方、疾病の報告を受けたWHOは香港へDr.を派遣、ミネソタにもチーヴァー博士の指示でDr.ミアーズが出向、患者及び疑わしい症例に対して隔離を実施しはじめる。カリフォルニア大学の医師が、コウモリと豚のウィルスが混ざった新種のウィルスであることを解明したが、現時点では治療法もワクチンもない。米国全土がウィルス感染の恐怖に支配されはじめ、各地で暴動が勃発。この問題はどう終息するのか、また、ウィルスの発生地点とは……?

<感想> 評価 ★3
ひとりの感染者を発端に全世界へ拡大していく致死性ウィルスの恐怖と社会的混乱を描いたサスペンス大作です。パンデミックですね。
何よりも驚いたのが豪華なキャスト!どの俳優を見ても主役級なのに、作品自体は俳優にあまり焦点が当たっていない内容の作品。ある意味、知らない俳優が演じても見ることはできる作品だと思いました。グウィネス・パウトロウには冒頭からすっぴんの病気顔で登場し、美しいところなくさっさと死んでしまうし、賞取り女優のケイト・ウィンスレットに至っては、ほとんど活躍せずウィルスに感染しビニールの死体袋に入れられてサヨナラしちゃいます。
なんだかもったいない~。
さて、内容ですが、最近パンデミック作品が多くなってきました。故に目新しい作品ではありません。感染源をラストに明かすと言うほんの少々捻りは入れてありますが、だから?って感じです。現実社会にも世界に蔓延したSARS(サーズ)。数年前に大阪の中高生を大混乱させた新型インフルエンザ大流行が起こっていますしね。そのときのことを思い出すだけで、この映画で起こるパニックの内容(街を出ようと大渋滞・略奪・強奪)は想像ができる範囲のことです。エンタテーメントとして作品を楽しませようとするのなら、もう一歩の恐怖感や、驚きやなどの展開が欲しかったところ。グウィネス演じるベスがシカゴで浮気してたってことをベスが亡くなってから知らされる夫:ミッチ。だけどこのくだりはそれだけの使い方。メインのStoryになんの絡みもしてこない。それなら要りましたか?このエピソードっと思った私です。
3.11の東北大震災に伴う福島原発事故でも問題になりましたが、政府が情報操作していることについては怖さを感じます。パニックを防ぐためだと言うのもわかるけれど、事実を隠される恐怖感ってありますよね。その点では作品にリアリティを感じました。

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