ドラマ(シリアス、ハートフル) 映画評

LETTERS TO JULIET *ジュリエットからの手紙*

投稿日:2012-05-05 更新日:

20120506_26369192010年 / 米

監督:ゲイリー・ウィッニック

CAST:
アマンダ・サイフリッド、ガエル・ガルシア・ベルナル
クリストファー・イーガン、ヴァネッサ・レッドグレイヴ
フランコ・ネロ

<STORY>
NYで雑誌の調査員として働くソフィは、婚約者のヴィクターとイタリアのヴェローナに婚前旅行でやって来る。ところが、レストランの開店を予定しているヴィクターはソフィそっちのけで食材探しに夢中。仕方なく、一人で“ジュリエットの家”を訪れたソフィ。偶然にも、壁の中にあった一通の“ジュリエット・レター”を見つける。それは、50年前にイタリアを訪れ、そこで出会った青年ロレンツォと恋に落ちた英国人女性クレアが書いたものだった。その手紙にソフィが返事を書いたところ、それを受け取ったクレアが孫のチャーリーを伴ってはるばるイタリアまでやって来た。ソフィはクレアの話を聞くと、ロレンツォを捜し出そうと提案、こうして3人で50年前の初恋の相手を捜す旅が始まるのだが…。

<感想> 評価 ★4
久々にガエルくんを見たいと思って選んだ作品でしたが、ガエルは脇役で残念だったけど、物語がとてもステキで幸せ気分でレビュー書いてます。
70歳を越えた老女のクレアが、50年前にイタリアで恋に落ちたロレンツォを探す旅はイタリアの風景も楽しめるロードムービーでした。
ロードムービーによくある旅をしている内に自分を見つめ直すとか、旅先での出会いで人生が変わるってなんだかワクワクしますよね。
50年前の恋人に会うなんて人は無謀だとか、相手は覚えていないとか、真実だと思ったのはそのときだけなどと言うだろうけれど、私は若い頃の情熱的なエピソードを持っているひとをステキだと思うのです。きっとその思い出がその人を支えてきたこともあっただろうから。ロレンツォとの恋に走ることが出来ず、英国へ戻ったクレアは結婚し子どもを持ちひとつの人生をちゃんと生きていたけれど、残り少ない自分の人生を考えたとき、偶然届いた50年前の「ジュリエットからの手紙」を運命と思って行動を起こしたのだと思います。
行動を起こさなければそれは良い思い出で終わった恋物語かも知れないけれど、悲劇的な事実を知ることになっても区切りをつけないと先に進めないものってあると思うのです。
クレアの恋は、ワインのように醸されたもの。対比させて若いソフィ、フィアンセのヴィクター、チャーリーの恋愛を見せていきます。
ハッキリ言って先が読める展開ではあります。クレアがロレンツォとどのように会えるのかは読めないけれど、チャーリーとソフィが惹かれ合うのだろうことは容易に想像できちゃいます。だけど、それでもキュンってきちゃうんですよね~。
主役のソフィ役は、マンマ・ミーアでも娘のソフィを演じていたアマンダ・サイフリッドです。チャーミングな彼女の雰囲気にソフィの役柄は合っていました。また、英国青年を演じたクリストファー・イーガンも、英国人!って感じでしたが、プロフィールを見たらオーストラリア出身でした(^^;)
そしてクレア役のヴァネッサ・レッドグレイヴが魅力的でした。大女優って風格バツグン。
落ち込んでいるソフィの部屋を訪れてやさしく髪をといてあげるシーンは、グッとくるものがありました。
そしてロレンツォ役のフランコ・ネロとヴァネッサ・レッドグレイヴは実夫婦だそうです。
このふたりが50年ぶりに出会ったシーンは良かったです。
映像もとってもステキでイタリアを訪れたくなったほど。ヴェローナの古い町並み、ワインのブドウ畑、石畳に赤いミニクーパがとっても似合っていました。
ハッピーエンドだとわかってみても幸せな気持ちにさせてくれる作品でした。

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