そうだ、京都へ行こう 東寺

京都へいこう
京都へいこう

紅葉真っ只中の京都。
この時期、毎年観光客が多いけれど、昨今の京都駅の人の多さには驚きます。
すごいわ、京都人気。

今日は、ヨウコちゃんと会う約束で京都へ。
天気が良ければ、紅葉の美しいお寺へ・・と思っていたけれど、あいにくの雨予報。
でも、待ち合わせの11時はまだ雨が降ってしなかったので、近くのお寺、東寺へ行くことに。

東寺の五重塔は、新幹線に乗ると京都駅でかならず目に入る京都のシンボルでした。残念ながら京都駅が新しくなってからは見えなくなってしまいましたが・・・。

京都駅から市バス71系統で15分。東寺南門前下車。徒歩3分

img_4079_r[wc_fa icon=”camera” margin_left=”” margin_right=””][/wc_fa] 真言宗総本山 東寺
世界遺産

午前8時30分~午後4時30分(夏期:5時半)

平安京の時代、正門は羅城門と呼ばれ、平安京の南にあったそうです。(今は羅城門跡石碑があるのみ)

東寺は、その平安の都の東国を守る鎮護寺でした。
当然、西国の鎮護寺として西寺も存在していましたが、現在はこちらも石碑があるだけ。

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[wc_fa icon=”camera” margin_left=”” margin_right=””][/wc_fa]東寺南大門

九条通に面している門で、桃山時代の重要文化財建造物

元々は三十三間堂の西門だったそうです。

 

 

 

東寺は創建からおよそ1200年。
弘法大師空海のお寺だったんですねぇ~。
ご本尊は大日如来になります。

只今、秋期特別公開(9/20~11/25)中。
宝物館、小子房、国宝五重塔、講堂、漕頂院の拝観ができます

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[wc_fa icon=”camera” margin_left=”” margin_right=””][/wc_fa] 重文 講堂

弘法大師によって着工され、835年に完成。
その後、土一揆の戦火で焼失。1491年(室町時代)に再興された建物だそうです。

講堂の中には大日如来を中心とした五智如来、五菩薩、五大明王、四天王、梵天、帝釈天の二十一体の仏像が安置されています。
仏像の配置は、曼荼羅図と同じだそうで、立体曼荼羅と呼ばれているそうです。

講堂の中の仏像が興味深いのは、仏像の後ろ姿まで見れると言う事!
つまり全方向から仏像を見ることができるのです。

そこで初めて気づきました。
四隅に安置されている仏像(左上:広目天、左下:増長天、右上:多聞天、右下:持国天)は4体とも邪鬼(あまのじゃく)を踏んづけて立っておられるんです!
今まで、仏像は蓮の上に立っておられるものと思い込んでましたが、案外、そうじゃないのかも知れません。
梵天像は、水鳥の上に座位されていますし、これから仏像を見る時、何の上に立つのか観察しようと思います。

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[wc_fa icon=”camera” margin_left=”” margin_right=””][/wc_fa] 国宝 金堂

桃山時代建造物

本尊は、薬師如来
薬師如来の左に月光菩薩、右に日光菩薩が安置されています。
そして台座には、十二神将(じゅうに しんしょう)がぐるんと並んでいます。

 

 

 

 

 

 

 

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[wc_fa icon=”camera” margin_left=”” margin_right=””][/wc_fa] 国宝 五重塔

まさに東寺の象徴です。
現在の塔は、江戸時代に再築されたものです

高さ約55メートル
木造の建造物としては、日本一の高さです。

五重塔の中に、弘法大師が唐より持ち帰った仏舎利が納められているそうです。

 

 

 

 

 

 

 

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[wc_fa icon=”camera” margin_left=”” margin_right=””][/wc_fa] 五重塔の屋根を邪鬼の反発力で上に押し上げると言う願いをこめて、屋根の安置されている邪鬼。

この画像では見えなくて残念。
4方向ともに、邪鬼が据えられているんですって!

 

 

 

 

いつもは非公開の「小子房」ですが、秋の特別公開で見学ができました。
小子房は、六室ある木曽檜建造物で、天皇をお迎えする特別なところだそうです。
現平成天皇も一度東寺に来られ、小子房の天皇しかお座りになれないお部屋に入られたそうです。

img_4092_r六室ともにあるふすま絵と、庭園は七代目小川治兵衛作

庭の奥に見えるのが、東寺の西門にあたる国宝「蓮花門」
弘法大師空海が晩年この門から高野山へ向かわれたそうです。

と言うワケで、この門は開かずの門となっています。

 

 

 

img_4093_r[wc_fa icon=”camera” margin_left=”” margin_right=””][/wc_fa] 小子房勅使門

 

 

 

 

 

 

 

img_4091_r[wc_fa icon=”camera” margin_left=”” margin_right=””][/wc_fa] イチョウにハゼの木が宿生している

上と下の黄色に色づいているのはイチョウ。
真ん中の赤く色づきかけているのがハゼです。
イチョウにハゼが宿生していると言うとても珍しい木です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

小さな頃から知っていた「東寺」「五重塔」。
一度も訪れたことがなかったので、今日は充実した時間を過ごせました。

img_4096_r[wc_fa icon=”camera” margin_left=”” margin_right=””][/wc_fa] 御朱印いただきました

弘法大師と書かれております

 

 

 

 

 

 

 

 

 

コメント待ってます♪

  1. なん より:

    関東の紅葉と京都の紅葉では、赤の色が違うんですよね。この時期の京都は人の嵐ですよね。でもまた行きたいなぁと思うのですが。気楽には行けないので。(笑)
    nagiさんの、そうだ京都に行こうシリーズは毎回楽しみに読ませていただいてます。

    • nagi nagi より:

      なんさん

      ほんとうにうれしい言葉です。楽しみにしてくださってるって!
      誰のためでもなく、自分の記録として書いているだけの自己満blogです。
      だけど、こうして楽しみにしていると時々でも言ってもらえるだけで、
      続けていける勇気をもらえます。
      ありがとうございます。
      また時々、京都散策記事を掲載しますので待っていてくださいね!

      京都で行ってみたいなぁって場所があればリクエストくださいね(^▽^)/