2011年 / デンマーク、スウェーデン、仏、独 監督:ラース・フォン・トリアー CAST: キルスティン・ダンスト、キーファ・サザーランド、 シャルロット・ゲンズブール、シャーロット・ランプリング ※ 第64回カンヌ国際映画祭主演女優賞 キルスティン・ダンスト受賞 |
<STORY>
ジャスティンは姉夫婦に頼み、姉クレアと夫の住む屋敷で盛大な披露宴を催す。しかし、時間になっても現れず、現れたのは2時間遅れ、笑顔を振りまいて幸せそうにしているかと思えば、うつろな表情を見せたり、突然に席を立ちケーキカットに姿を見せないなど傍若無人。ジャスティンは鬱状態だった。結局、夫となるはずのマイケルは姿を消す。
そんな時、巨大な惑星「メランコリア」が地球に向けて近づいていることが判明。地球と衝突するとニュースになる。
不安を募らせる姉クレアとは正反対に、ナゼか心が落ち着くジャスティン・・・・。
<感想> 評価 ★2
”なんちゅ~映画や・・・・”
映画を観ている途中で思わずつぶやいてしまいました。
鬱病であるラース監督が描く、地球滅亡を一般的感覚と鬱的感覚から描いた作品なんでしょう。
冒頭7分程度の叙情的映像に象徴されているのでしょうけど、私の理解を超えているため、何も感じないまま本題突入。きっと、響き合える感覚の人は冒頭から心を掴まれるのかも知れませんが。
とにかく、盛大な披露宴をやってと姉夫婦にお願いししておきながら、2時間の遅刻はする、急ぐことも、悪びれることもなく、思ったままの行動を取る。笑顔で談笑したりダンスしたかと思うとうつろな表情で座り込む。ケーキカットがあるとわかっていながら部屋に籠もり、挙げ句風呂にまで浸かる・・・・とにかくやりたい放題。コレを鬱の症状なんですと言われても、経験のない私は受け入れられない。これほどに人の気持ちを考えられなくなったりするもんなんですかね?
最悪に落ちてしまったジャスティンは惰眠をむさぼり続け、風呂にも入れず、食事も灰を食べてる感覚にしかならない。
わかるひとにはわかるんだろうなぁ
最終的にネタバレですが、地球は滅亡します。ナゼか姉クレアの夫は死に(馬に蹴られた?)ジャスティンと息子と死を受け入れるワケですが、当然クレアは絶望的な精神状態。その横で達観したような表情のジャスティン。
この対比こそが作品の言いたかったことかと理解をしたつもりです
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