京都南座で11/30から始まった「吉例顔見世興業 昼の部」を見に行って来ました
四条に着くと通りに顔見世の燈籠が並んでいて華やかで、さすが京の冬の風物詩だって気分が盛り上がって来ます
京都南座には恒例の“まねき”が上がっています
これも京の冬の風物詩
”まねき”とは、役者の名前を勘亭流名札にして南座前に掲げるもの。
まねきが上がるだけで、師走を感じる京都です。
上の右から3番目に「片岡愛之助」さんのお名前も。
今日は、舞妓さん、芸子さんたちが多く来場される日のようで、彼女たちのおかげでより京都の冬の華やかさを感じられました
今年の顔見世は、二代目市川猿翁、四代目市川猿之助、九代目市川中車襲名披露公演でした。
10時半に始まり、20分休憩を何度か挟みつつの15時半過ぎまで
「顔見世興行」ってなかなかのボリューム
昼の部は五幕までありまして、猿之助さんが出てくる「義経千本桜 川連法眼館の場」だけ
第一幕「厳島招檜扇 日招ぎの清盛」
片岡我當(仁左衛門さんの長兄)が清盛でした
第二幕 仮名手本忠臣蔵 道行旅路の嫁入
舞踊でした。
中村時蔵さんと中村梅枝さんが女形です
梅枝さんは、時蔵さんの長男さんなので、親子共演ですね
梅枝さんは、時蔵さんの長男さんなので、親子共演ですね
第三幕 ぢいさん・ばあさん
こちらはお芝居。
中車を襲名した香川照之さんが主役級で登場。
相手役の女形は中村扇雀さん。右近さんや春猿さんも登場しました。
お芝居だったので、歌舞伎役者=中車と言うより、役者=中車を見ている感じはしましたが、役者としての実力は申し分ないので扇雀さんと見劣りするようなことはなかったと思います。ただ、歌舞伎のセリフ回しではないようなところも素人目に感じられるところがあり、それは今後のカレの鍛錬なのだろうと思います。個人的には、中車さんを観れてうれしかったですね
こちらはお芝居。
中車を襲名した香川照之さんが主役級で登場。
相手役の女形は中村扇雀さん。右近さんや春猿さんも登場しました。
お芝居だったので、歌舞伎役者=中車と言うより、役者=中車を見ている感じはしましたが、役者としての実力は申し分ないので扇雀さんと見劣りするようなことはなかったと思います。ただ、歌舞伎のセリフ回しではないようなところも素人目に感じられるところがあり、それは今後のカレの鍛錬なのだろうと思います。個人的には、中車さんを観れてうれしかったですね
第四幕 二人椀久
こちらは舞踊の演目。愛之助さんが登場です。
視線の使い方、指の先まで行き届いた所作。とても色っぽく魅力的でした。
TVドラマのオカマ黒崎検査官で一気にブレイクしちゃいましたけど、本来の愛之助さんはこちらです!と言いたい(笑)ラブりんファンになりそうでした
相手役は、片岡孝太郎さん、仁左衛門さんの長男で女形です。
このあと20分休憩を入れて、いよいよ猿之助さんの登場
幕も変わりました
福山雅治さんが、猿之助襲名に際して祝幕寄贈した幕だそうです。
第五幕 三代猿之助 四十八撰の内 義経千本桜
「川蓮法眼館の場 市川猿之助宙乗り狐六法相勤め申し候」
三代目、市川猿之助と言うと”スーパー歌舞伎”のイメージですが、今や、義経千本桜の四の切は、現・猿之助さんの十八番だそうです。
アクロバテックな演出が魅力的で、静御前と一緒に源義経のところにやってきた忠信は、狐だったと言う設定のお話なので、忠信が鼓の音を聞いて狐になるシーンなど、驚かせる仕掛けがあります。
また、狐のしぐさ、表情、声も魅力的に表現され、そこに狐の哀しい生い立ちなどが挟まってラストに向かって動きのある演出へと変わっていく見応えある舞台でした。
まだまだ歌舞伎に関してはひよっこの私の感想でした。
理解しがたいところも正直あるので、歌舞伎を理解していると言うところまでは全然到達していませんが、これからずっ~と機会があるごとに歌舞伎を見ることで、楽しみも深まるような魅力を感じています。
アクロバテックな演出が魅力的で、静御前と一緒に源義経のところにやってきた忠信は、狐だったと言う設定のお話なので、忠信が鼓の音を聞いて狐になるシーンなど、驚かせる仕掛けがあります。
また、狐のしぐさ、表情、声も魅力的に表現され、そこに狐の哀しい生い立ちなどが挟まってラストに向かって動きのある演出へと変わっていく見応えある舞台でした。
まだまだ歌舞伎に関してはひよっこの私の感想でした。
理解しがたいところも正直あるので、歌舞伎を理解していると言うところまでは全然到達していませんが、これからずっ~と機会があるごとに歌舞伎を見ることで、楽しみも深まるような魅力を感じています。
この舞台、12/29(日)21時~NHKで放送されるようですので、興味のある方はぜひチラ見でもしてみてください
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