THE PLACE BEYOND THE PINES *プレイス・ビヨンド・ザ・パインズ*

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20140617_8483982012年 / 米

監督:デレク・シアンフランス

CAST:
ライアン・ゴズリング、エヴァ・メンデス、ブラッドリー・クーパー
ベン・メルデルソーン、デイン・デハーン、レイ・リオッタ

<STORY>
NY州スケネクタディに今年も移動遊園地がやってきた。天才ライダーのルークは1年前に関係を持ったロミーナと再会するが、彼女が自分の子どもを産んだことを知る。ロミーナと子どもを自分の力で幸せにしたいとライダーの仕事をやめ、スケネクラディの町に留まるが、ロミーナは連絡の取れない巡業のルークを諦め、恋人と共に生活を初めていたのだ。お金を稼ぎたいルークは、偶然出会った自動車修理工のロビンに誘われ銀行強盗をしてしまう。奪った金でつかの間の幸福を手に入れたルークだったが、ある日の銀行強盗で、新米警官エイヴリーに追跡され、射殺されてしまう。同じく1歳の息子がいるエイヴリーは罪悪感にさいなまれるが、警察内で英雄視されるように。しかし警察内の汚職を知り、警察官でいることに葛藤するエイヴリーはある決断を下す。そして15年後、ルークとエイヴリーの息子たちは偶然にもスケネクタディの高校で出会う・・

<感想> 評価 ★3.5
好みではないんです、ライアン・ゴズリング。だけど、ナゼかカレの作品に惹かれてしまい、結果観てしまう・・・・
本作も「ドライヴ」の寡黙でキレてるライアンが観れそうなあらすじだったので、チョイスしたワケですが、ライアンが出てくるのは前半1/3。正直、かな~り重~い因果応報、運命を題材にした作品でした。
お金がないことが運命を狂わせると言うのは映画でも現実でもある事例。
息子への愛情が銀行強盗をすることになるなんて、いびつなことだけど、理解できない犯罪ではない。
警官として忠実に誠実に任務を果たした、それだけのことだけど、犯人を殺害することになってしまうエイヴィリー。
心優しい彼は、犯人の家族を思い、心に重荷を背負いながらも警官として生きていこうとする。その彼が目の当たりにする腐った警察内部の実態。悩んだ末、誠実に忠実に内部告発。
それから15年。因果応報なのか?自分の息子が高校でルークの息子と出会うことに。
誰もほんとの悪はいないのに、歯車が狂いだしたら、こんなふうになるんだ・・・って。
どっぷり2時間半、心の奥に小さな疼きを抱えながら観ました。
まだ支えはラストの展開か?
自分のルーツってやっぱり生きていく上でははずせない大切なものなのだろうとジェイソンの行動を観て深く思いました。
大衆受けはしない作品でしょうけれど、悪くなかったです

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