2013年/ 米 監督:ラッセ・ハムストレム CAST: ジュリアン・ハフ、ジョシュ・デュアメル、デヴィッド・ライオンズ コビー・スマルダーズ |
<STORY>
小さな港町。長距離バスに乗り、逃げるようにやって来たケイティは、この町で生活することを決め、森の古いキャビンを借り、海辺のレストランで働き出す。ある日、買い物に寄った雑貨店で、店主であり、男手ひとつで2人の子どもを育てるアレックスと出会う。逃亡してきたケイティは、人との付き合いを避けようとするが、アレックスの優しさに惹かれてはじめ親しくなる。そんなある日、アレックスは警察署で指名手配書のポスターを見て驚く。それはケイティだった・・・
<感想> 評価 ★3
予備知識ゼロでOK。甘すぎないラブ・ストーリーでした。
ラッセ・ハルストレム監督と言えば、「ギルバート・グレイプ」。私の好きな映画の中のひとつです。
ハルストレム監督の魅力は、柔らかな映像と細かな描写だと思っています。この作品の舞台、小さな田舎の港町の風景があまりにも優しく美しくて、それだけでこの作品に引き込まれてしまいました。
作品の冒頭は、サスペンスドラマ風。ケイティが髪を切り、髪色まで変えてボストンからアトランタ行きのバスに乗り逃亡するところからはじまるのです。刑事が彼女の行方をまさに血眼で探しています。彼女はどんな罪を犯したのか?と言う謎をベースに美しいノースカロライナ州サウスポートでの生活へと場面は切り替わって行きます。
正直、ありがちな展開ではあります。だけど、サウスポートの風景と、戸惑いながら、迷いながら惹かれ合っていくケイティとアレックスの感情が伝わって良かったです。後半は、一気な展開で、やや丁寧さには欠けていました。しかし、それは本当のラストに仕掛けがあり、それがメインになっていたからだろうと思います。
原作は、「君に読む物語」「1枚のめぐり逢い」のニコラス・スパークス。
どちらも愛をテーマにした作品で、それを知ると、(なるほど~)と思いましたが。
期待値をあげないで見ると、幸せな気持ちになれる作品じゃないかと思います。
日本の男性にはない、アレックスの彼女への愛情表現が私にはツボで・・・(あっ)と思ってしまいました
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