1986年 / 米 監督:アンソニー・パーキンス CAST: アンソニー・パーキンス、ダイアナ・スカーウッド ジェフ・フェイヒー、ヒュー・ギリン、ジャネット・リー |
<STORY>
ノーマンは荒れたベイツ・モーテルを改修し、営業を再開した。そんなある時、彼はダイナーで出会った女性に衝撃を受ける。彼女は、惨劇の発端となった被害者、マリオンによく似ていたのだ。元シスターというその女性モリーンは、彼と同様、つらい過去に苦悩していた。ノーマンは彼女に共感を覚え、やがてそれは愛情へと変わっていく。そんな折、彼の前に精神障害者の社会復帰を取材するジャーナリストのトレーシーが現われ……
<感想> 評価 ★2.5
サイコのノーマンを演じてきたアンソニー・パーキンスが監督の第3弾。
もう「2」の終わりで新しいママミイラが登場したので、展開は読めてしまいます。なので、気味悪さや疑問を抱くこともなくお話は進んでしまうワケです。
ん~、連続ものってこんなモンですね。
ただ、最後にノーマンは愛したモリーンを殺した母親に怒りを向け剥製のママを滅多刺しにし、警察に連行されます。ナゼだかノーマンのことを信じていた保安官が「ノーマン、おまえを信じていたのに」とカレに投げかけた時、「これで僕は自由になれた」と気味悪い笑顔を向けるところで終わります。これがせめてもの救いと私は思いました。
ずっとノーマンを演じ続けてきたアンソニー・パーキンスもこれでノーマンから解放されたって意味だったのかも知れませんね。
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